換気装置を改良しました。

最近、新型コロナウイルス感染症の感染者が増えています。
愛知県は日本国内でも感染者が多い地域ですが、その愛知県内でも瀬戸保健所管内(尾張旭を含む)は特に感染者が多い地域となっています。
その為、皆様に安心しておいしい紅茶を楽しんでいただくため、換気装置の改良を行いました。

具体的には、キッチン天井上に設置した大型(30cm)換気扇からダクトを伸ばし、客席側に換気口を設けました。



この30cmタイプの大型換気扇は、基準の4倍を誇るリンアンの換気装置の半分の換気量を担っています。

ただ、天井の上に設置してあるため、エアコンの上の空気しか換気出来ません。
ところが夏は屋根が熱せられ、エアコンの上は非常に熱くなり、人が吐き出した呼気は上の熱い空気に阻まれてこの換気扇まで到達できません。
その為、昨年の夏は8台あるサーキュレーターの半分を上に向け、エアコンの下の空気を積極的にこの換気扇まで届けていました。
しかし、サーキュレーターの目的は、本来の半分になってしまっていました。

そこで今年は大型換気扇からダクトを伸ばし、エアコンと同じ高さに換気口を作りました。
人の出した呼気は体温により温められていますから基本的に上に昇っていきます。
そして屋根で熱せられた空気に阻まれてエアコンの高さに留まります。

その場所で吸気し、外に出す事により、これまで以上に効果的に換気、感染対策が出来るようにしました。
基準の4倍の換気量をこれまで以上に有効に使う事が出来るようになりました。

急激な感染拡大が起こった場合は喫茶営業の自粛も視野に知れておりますが、これで営業自粛の可能性も低くする事が出来ます。
楽しいティータイムを無くさない為、リンアンは出来る限りの感染対策をしていきますので、皆様もご協力をお願いいたします。