2月はビクトリアンケーキ

2月はビクトリアンケーキをお出しします。
そして今年は、キッシュフェアを行いません。楽しみにしていた皆様、本当に申し訳ありません。

コロナ禍になってから営業自粛をしたり、換気装置の増設をしたり、テーブルを大きくして席数を減らしたり、様々な事を変えざるを得ませんでした。
そしてそれは、今までの営業を見直すきっかけとなりました。

その一環として、今回、キッシュフェアを止めてみる事にしました。
キッシュフェアは来年復活するかもしれません。しないかもしれません。
他のフェアを始めるかもしれません。
とにかく、続けてきたものを止めてみる事で、一度見直してみようという事になりました。

となると、2月のケーキを何にするか???^^;;
いろいろ考えた結果、春を迎えるにあたって心がわくわくするようなお菓子にしたい。
2月だからチョコレートという単純発想で無いもの。

で、選んだ結果、ビクトリアンケーキをお出しします。

ビクトリアンケーキというのは、スポンジケーキの間にジャムをサンドしただけの、本当にシンプルなケーキ。
シンプルなスポンジケーキに挟まれた炊きたてイチゴジャムに春を感じていただければ幸いです。

ビクトリアンケーキの名前は、もちろんイギリスの紅茶文化が完成した時代の、ビクトリア女王の名前に由来します。夫、アルバート公が亡くなり喪に服していたビクトリア女王が、公務に復帰した事を祝うティーパーティーのために、このケーキは作られました。

そして、このケーキは瞬く間にイギリスで大人気のケーキとなり、紅茶の定番のケーキのひとつになったんですね。
そんな事も思いながら来る春を感じてください。

なお、月替わりのケーキは、当日朝10時 から、お電話だけで、予定数の半分までお取り置きさせていただきます。
確実に食べたい方、ご来店が遅くなりそうな方は10時にお電話くださいね。