4/1 エイプリルフール 4/1 エイプリルフール 4/1 エイプリルフール
弊社はこの度、AIを搭載した紅茶抽出用子供型ロボット「CHILDbot」を開発いたしました。
昨今AIを使用した製品が次々と開発されておりますが、当社は既に18年前 2007年にAI機能を搭載した「完璧主義的紅茶抽出機」を開発しております。
完璧主義的紅茶抽出機
ただ、この完璧主義的紅茶抽出機は、ごく初期のAI機能を搭載しているため、個人の好みをアンケート式で超小型オプションコンピューターに入力する必要があるなど、使い勝手は決して良いとは言えませんでした。
その欠点をどのように克服するかという事を、当社の開発陣が検討に検討を重ねた結果が、今回の「CHILDbot」です。
その使用者が、紅茶に対してどのような好みを持っているかという事を、的確に言語化することは、実は非常に難しい事なのです。
日頃の行動や、ちょっとした行い、いつもの何気ない会話の中にも、紅茶に対する好み、状況に応じた紅茶の濃さなどが反映されます。
それらの情報をいかに収集し、「いつもの飲みたい紅茶」を的確に判断するにはどうすればよいか???
それを検討した結果、いつもの会話の相手になってくれる子供型ヒューマノイドロボットが最適ではないかという結論に達し、今回の開発に結び付きました。
如何に美味しい紅茶を淹れるかという事に関しては、愛知県との共同研究によって、ほぼ解明できておりますが、どのようなシーンで、その個人がどのような紅茶を好むか?その時悩んでいるのならどのような紅茶が精神を落ち着かせてくれるのか?
それは、その個人の性格などを考慮した多数のバリエーションの中から導かなくてはなりません。
という事で、紅茶抽出機と、その持ち主との会話、一緒に生活することが不可欠であるとの結論に至ったわけです。
この子供型ヒューマノイドロボットは、本人が「今日は濃い目のアッサムでたっぷりのミルクを入れたミルクティーが飲みたい。」と言っても、本人の気分が落ち着くと思えば、「ねぇねぇ、でもさぁ~、今日はジュンチャバリの秋の紅茶をアイスでいれてみない?その方が絶対に落ち着くよ。」って、提案してくれます。
そんな会話のためにも、誰でもが好きになれる可愛いデザインの子供型ヒューマノイドロボットを目指して開発を進めました。
紅茶の抽出条件に関しては、多くの皆様にご協力をいただいた完璧主義的紅茶抽出機の使用データから、さらに磨き上げたプログラムによって、ほぼ完璧に美味しい紅茶を淹れられるようになっておりますが、それを子供型ヒューマノイドロボットに応用したため、まだ、ティーポットの正確な形状、ティーポットと蓋の相性などの学習が追い付いておりません。
上記の写真でも、「そのポットは注ぎ口が無いからティーポットじゃないよ~~~。」とか、「それ違う容器の蓋! 蓋が違う!!」といった間違いが散見されております。
この辺りはメカ的な問題、ソフト的な問題ではなく、開発に時間がかかり、学習機会がまだ足りていない事から起こる問題で、「AI画像生成がまだまだおかしな画像を出してくる」現象と同じであり、これからの学習次第です。
現在当社では、社員総出でこのCHILDbot に学習させております。
今年前半にはその学習も終わり、様々なティーグッズの扱い方も覚えた製品をご提供できる予定です。
販売開始まで今しばらくお待ちいただきますが、一定の目途が付きましたので、
キリの良い4月1日 、本日4月1日 の発表とさせていただきます。