５月のお菓子はビスキュイドサヴォアをお出しします。

ビスキュイドサヴォアの特徴は、さくさく本当に軽い、こんな軽さがあってもいいんだろうか、というくらいの軽さのケーキです。
シフォンがしっとりした軽さに比べ、このビスキュイドサヴォアは崩れるようなさくさく感の有る軽さです。

この軽さの秘密はコーンスターチ。
そのままでも軽いコーンスターチが半分も入っているから軽いのです。

そして実は今回のメインは作りたての「イチゴジャム」。
今は一年中食べられるイチゴ。それもクリスマスに合わせて栽培されることが多いので１２月が旬のようになってしまっている苺。
実は路地物のいちごの本当の旬は５月なのです。
路地物のいちご狩りをしてるところがあったらぜひ行ってみてください。その美味しさはハウス物とは比べ物になりません。（注記：私の経験上だけの話です。）
だからリンアンでは基本的にこの時期しかイチゴジャムは作りません。
そしてそして、その出来たての美味しさは本当に特別です。

その特別なイチゴジャムを最も美味しく食べていただくために、このさくさく感のビスキュイドサヴォアをお出しします。

一見、ついでに添えられたように見えるイチゴジャム。
実はこれがメインですので、旬のいちごを使った出来立てイチゴジャムをお楽しみに。

そうそう、ビスキュイドサヴォアはキャセドラルパンという大聖堂をイメージしたこんな型で焼きました。
https://liyn-an.com/cathedral/

その形も楽しみにしていてくださいね。