渋川小学校の桜が散って、4月後半は『ビクトリアンケーキ』です。
ビクトリアンケーキというのは、スポンジケーキの間にジャムをサンドしただけの、本当にシンプルなケーキ。シンプルなだけに、生地の美味しさ、はさむジャムの美味しさが大きく味に影響します。
もちろん、美味しいスポンジ生地でなければ美味しいビクトリアンケーキにはなりません。
そして当然、ジャムも美味しく無ければ美味しいビクトリアンケーキは出来ません。
ほんと、基本の基本が美味しく無いといけない、手を抜けないケーキでも有るんですね。
それが、美味しいスポンジ生地と、美味しいジャムが出会うと、言い難い美味しさのケーキとなります。
その為に大きなジャムボール(銅鍋)でイチゴジャムを焚き上げます。
その美味しさを味わいにお越しください。
ビクトリアンケーキの名前は、もちろんイギリスの紅茶文化が完成した時代の、ビクトリア女王の名前に由来します。
夫、アルバート公が亡くなり喪に服していたビクトリア女王が、公務に復帰した事を祝うティーパーティーのために、このケーキは作られました。
そして、このケーキは瞬く間にイギリスで大人気のケーキとなり、紅茶の定番のケーキのひとつになったんですね。
そのビクトリア女王お気に入りの、そしてイギリスで定番のビクトリアンケーキ(ビクトリアスポンジ とも、ビクトリアンサンド とも呼ばれます。)が、8年ぶりにリンアンのテーブルに登場します。
なお、月替わりのケーキは、当日朝10時 から、お電話だけで、予定数の半分までお取り置きさせていただきます。
確実に食べたい方、ご来店が遅くなりそうな方は10時にお電話くださいね。