10月のお菓子は、恒例の「さつまいものミルリトン」です。
が、常連のお客様には人気の「さつまいものミルリトン」でも、「ミルリトン」というお菓子をご存じないお客様も多く、美味しいのにご注文されなかったりします。
それで今年はタルトを名乗ってみる事にしました。
それでつけた名前が、『キャラメルおさつのタルト』です。
名前は変わりましたが、お菓子自体は恒例の「さつまいものミルリトン」です。^^
という事で、以下の説明は毎年お馴染みの「さつまいものミルリトン」の説明だったりします。^^;;
実はさつまいもの旬は、秋の中でも、10月が一番の旬なんですね。
ですから10月は、「栗よりうまい十三里」と言われるさつまいもを使って、ミルリトンを焼かせていただきます。
ミルリトンというのは、北フランスのアミアンやルーアンに伝わる伝統のケーキです。
タルト生地にアーモンドソースを入れ、粉糖をかけて焼き上げます。
リンアンのミルリトンは、粉糖を薄くかけて焼くルーアン風ミルリトン。
そして今回は旬のさつまいもがたっぷり入ります。
サツマイモをカラメル煮すると、なんと、栗としか思えない美味しさになるんですよ。
「栗より美味い十三里」というのは、お江戸から十三里離れた埼玉県川越がさつまいもの産地で、13を、9と4に分け、「九里(栗)四里(より)うまい十三里。」としゃれたキャッチコピーを考えたところからだそうです。
この説の真偽は判りませんが、「栗より美味いさつまいものミルリトン」は本当です。
是非、その真偽を確かめにお越しくださいね。