強制換気量を定員の4倍に増強

これまで定員の約2倍の機械換気を行ってきましたが、新型コロナウイルスの変異株はこれまで以上に感染力が強い事が分かりました。
並大抵の防御では防げません。

そこで、強制換気量を従来の2倍に増やし、定員の約4倍としました。

キッチンの上に換気扇を増設しました。
家庭のキッチン換気扇で最も大きい30cm換気扇です。
家庭用ですが実はキッチン用の換気扇の風力は予想以上に多く、これ1台で、これまで増設した全部の換気装置と同じくらいの風量が有ります。

これに加え、高機能換気装置(ロスナイ)にダクトファンを増設し、外気を販売コーナーだけでなく、カウンター内にも引き込むようにしました。
カウンター内の換気は店内では弱いところだと感じていましたので、スタッフの感染防止の観点からの増強です。

この2つの増設により、計算上は、2230㎥/hとなり、建築基準法の規定30㎥/h/1人の計算で74人分の換気量(定員の約4倍)を確保できました。
計算通りにはいっていないと思いますが、相当な量の換気をしています。

更に付け加えて、レジの横と販売コーナーにもサーキュレーターを設置しました。
これで店内のサーキューレーターは6台となり、天井ファン、エアコンの送風も活用し、呼気の素早い撹拌希釈に努めています。