環境を大切にする脱プラスティックの流れに乗って、リンアンもプラスティック製のストローを止めさせていただきました。
プラスティック製のストローを止めるにあたって、代替えをどうするか、ずっと考えてきましたが、ストロー自体を止める事にしました。
紙のストローも何社かサンプルをいただいて検討してみましたが、アイスティーが美味しくありません。
現在の技術では、どうしても紙の味がしてしまうのです。
「紅茶の美味しさだけは譲れない!」
それがなかなかプラスティックストローの廃止に踏み切れない原因でした。
そこで基本に戻って考えてみたのです。
そもそも、リンアンでアイスティーを出しているゴブレットグラスはビールやワインなどを飲むグラスで、ストローを付けるグラスでは有りません。
ワインやビールはストローでは飲みません。
その原点に立ち返ってみた時、「ストローは必要だろうか?」という事になります。
ストローが無くても美味しく飲むことが出来ます。
いや、ストローで飲むより美味しいんじゃないかと思えるのです。
であれば、ストローは不要です。
ただ、ビールやワインと違って、シロップやミルクを混ぜることが有ります。
今まで、ストローが必要な最大の要因は、シロップやミルクを混ぜる時に必要だったのです。
それならマドラーが有ればいいわけです。
という事で、ステンレス製のマドラーを用意させていただき、ストロー自体を止める事にしました。
そうすれば、紙のストローの廃棄さえ無くすことが出来ます。
是非皆様、グラスに口を付けてアイスティーを飲んでみてください。
今まで以上に美味しいアイスティーが楽しめますよ。