恒例の 4月1日の発表 を行います。 ( April fool )
本日 平成31年4月1日 午前7時、「リンアン尾張旭スマートインターチェンジ」の運用を開始しました。
この「リンアン尾張旭スマートインターチェンジ」は、東京方面からの出口、及び、東京方面への入口のみで、関西方面から、また、関西方面への利用は出来ませんのでご注意ください。
この「リンアン尾張旭スマートインターチェンジ」は、国土交通省が、未来投資戦略2017(平成29年6月9日閣議決定)を踏まえて創設した民間施設直結スマートインターチェンジの制度を活用し、廃止された東名高速道路の尾張旭バス停跡地に、当社が建設費用を負担して建設したものです。
民間施設直結スマートインターチェンジとは、高速道路会社ではなく、民間事業者がその設置費用を負担し、ランプウエー及びそのアクセス道路により民間に施設と高速道路を直結させるインターチェンジですが、一般車両も利用できるインターチェンジです。
http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/smart_ic/directpfic.html
設置費用を負担することにより、施設名をインターチェンジの名前に入れる事が出来ますので、今回は「リンアン尾張旭スマートインターチェンジ」とさせていただきました。
当社としては「紅茶専門店TEAS Liyn-an 尾張旭スマートインターチェンジ」と、フルネームを希望したのですが、「長すぎる!」と、ネクスコ中日本様及び国交省から、「いいんだよ。どうしてもこんな長ったらしい名前にしたきゃ、こっちも許可しなきゃいいんだから。」と、謂れのない拒絶を受け、この様な名称に落ち着きました。
この「リンアン尾張旭スマートインターチェンジ」は、三重県多気郡多気町が申請した、アクアイグニス多気 に直結する「多気スマートインターチェンジ(仮称)」、兵庫県淡路市が申請した「淡路ハイウェイオアシススマートIC(仮称)」に次いで三例目の民間施設直結スマートインターチェンジですが、本年6月2日に予定されている第71回全国植樹祭へご来場くださる天皇陛下の来場ルートの予備ルートとして利用が可能な事から、優先して建設され、申請順は3番目ながら、民間施設直結スマートインターチェンジとして第一号の開通となりました。
高速道路利用で当社へ来社、来店される場合、これまで東京方面からの場合は、
① 東名高速道路・名古屋インタチェンジ、
② 日進ジャンクションから名古屋瀬戸道路経由・長久手インターチェンジ、
③ 名古屋インターチェンジから名二環経由で引山インターチェンジ、
④ 豊田ジャンクションから伊勢湾岸自動車道、東海環状自動車道経由でせと赤津インターチェンジ
と、ご案内できるインターチェンジが4つも有り、どれをご案内したら良いかは、その時の交通事情と、その方の運転技術によって変わるため、困惑しておりました。
ナビでの最短ルートは名古屋インターで出て、すぐの本郷の交差点で左折するコースなのですが、左折するためには料金所を出てすぐ(と言っても二つ目)の分岐を右方向に入り、グリーンロードの中央あたりのレーンに出なければならない上に、更にすぐそこの本郷の交差点の左折レーンに出るためには、ひっきりなしに来る車の間をすり抜けて無理やり右レーンに出なければならないという....。という事で、この最短ルートはお勧めできません。
名古屋インターで出て、真っ直ぐ進み、302号線で右折するコースが、ある意味、コースとしては地図上では分かりやすいのですが、302号線を超える高架の横の脇道のようなところに入り、更にその部分の302号線は地下に入る名二環のために南行き車線と北行き車線の間が離れており、302号線を曲がるだけなのに信号を二つ、いや、曲がってからもう一つの3つの信号を待たなければならない....。という事で、一見分かりやすいこのコースもお勧めできません。
名古屋インターの料金所を出てすぐに右へ「瀬戸 長久手方面」へ曲がりリンアンへ向かう方法もあるのですが、裏道的なコースとなるため、その先をどう伝えるか...。
という事で、私どもは長久手インターを使う事が多いのですが、長久手インターを出た後のコースがいくつかあるため、混雑状況を予測しながら決めないといけません。
ドライブ好きな方であれば、豊田アローズブリッジの景観を楽しみながら伊勢湾岸自動車道、東海環状自動車道経由がお勧めなんですが、新東名高速道路が出来てからは東海環状自動車道への分岐が気付きにくく、知らないうちに東京方面へと戻って行ってしまっているという....。
時間的に一番早いのは、名古屋インターから名二環へ入り引山インターで出るコースなのですが、名古屋インターから上社ジャンクションまでは名二環の支線のため、本線に出るとき間違うと反対方向へ。分岐に書かれているのは両方とも「名二環」右への分岐には「楠」と書かれていますが、地元の人でも「楠」が、楠ジャンクションだとは分かりにくい。(行先じゃないですから)
それに2~3分違うだけのために360円余分に高速道路代を支払うのもなんだしなぁ~~。
それだけいろんなインターが使え、ある意味、凄く便利なんですが、混乱の極みでした。
そこに2018年、3月24日、東名高速道路守山パーキングエリアに、守山スマートインターチェンジが出来、また選択肢が増えたのです。
この守山スマートインターチェンジは、地下には巨大水道管、すぐ脇は庄内川の軟弱地盤で、計画変更に次ぐ計画の変更で、すったもんだした挙句、東名高速道路をまたぐ本格的なインターチェンジのような構造となった上に、パーキング内のルートに交差箇所があり、パーキング内で一旦停止が有り、気づかないと事故の危険性が有るという...。(当社代表の実体験による)
まぁそれでも、高速料金110円を余分に支払い、無事に一般道に出ればその先は1カ所曲がるだけでリンアン付近に来れるという、ある意味、ご案内するには非常に良いインターチェンジなんですが、リンアンを横目に見ながら通過するというのは....。
関西方面、長野方面からお越しのお客様には、「守山スマートICで出て右折。サイエンスパークという信号まで来たら右折。そのまま真っ直ぐ来れば近くまで来ますので。」というご案内だけで済むのですが。
という状況に、当社代表取締役が、名古屋市中区錦2丁目 三井住友銀行名古屋ビルの8階にあるネクスコ中日本の本社へ、「社長を出せ!」「廃止された尾張旭のバス停にスマートインターを作れ!」と怒鳴り込んだところ、「お客様、実は民間施設直結型スマートインターという制度が出来まして...。」
「設置費用さえ出していただけたら...。」「お宅様の名前もインターの名前に入れさせていただきますしぃ...。」
と、丸め込まれて帰ってきた結果、今日の開通となったわけで有ります。
当社としては東京方面、大阪方面の両方向へのアクセスを希望したのですが、バス停跡地という敷地の関係上、長いランプウエーが取れず、とりあえず、東京方面だけの開通となりました。
この先、愛知県との交渉次第ですが、愛知県小幡緑地東園内に大阪方面の入口、出口も設置する予定でおります。
FQA よくある質問
Q:リンアン利用者以外でも通行出来るのでしょうか?
A:はい。もちろん利用できますが、リンアンをご利用でない方は、ポイント還元対象外となりますので、ご了解ください。
Q:民間施設直結スマートインターなのに、どうして直結してないのでしょうか?
A:当初の計画では高架道路を設け、インターから直接当社の駐車場に入れる予定でしたが、インターと当社駐車場の間には尾張旭市西部浄化センターと、スーパーのピアゴが有りまして、立ち退きをお願いしたところ、「無理!」と拒否されまして、しかたがなく、一般道をアクセス道路といたしました。
いや、ピアゴさんは、「条件次第では....。」と含みを持たせた解答でしたが、西部浄化センターは、下水を流さなくてはならないため、市内でも低いこの辺りから動かすことはできません。」という回答で、立ち退いていただく事を断念いたしました。
Q:このインターを使った人には特別の割引が有るとかは無いんでしょうか?
A:現在「リンアンカード」というクレジットカード発行の準備を進めておりまして、「リンアンカード」のETCカードをお使いの方には特別割引と定期的なキャッシュバックをさせていただく予定でおります。
Q:単なる妄想だな。
A:何という事を!この写真を加工するため、 定休日 の 3月18日に、奈良県、大和まほろばインターまで写真を撮りに行ったりした事は事実であり、紛れもない真実でございます。
もちろんですが、エイプリルフール です。