TITLE:  Liyn-an TEA TIMES Liyn-an TEA TIMES No.235 ダージリンセカンドフ Liyn-an TEA TIMES No.235 ダージリンセカンドフラッシュ マーガ Liyn-an TEA TIMES No.235 ダージリンセカンドフラッシュ マーガレットホープ茶園  Liyn-an TEA TIMES No.235 ダージリンセカンドフラッシュ マーガレットホープ茶園  インド茶園紀行 ティーオークションErrors-To: mailmag-0000013455@error.mag2.com
DATE : 2007-09-07 21:08:55
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|Ooo.....oooO☆   紅 茶 通 信   ☆Oooo.....ooO|
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|       Liyn−an  TEA  TIMES   No.235         |
|                     by TEAS Liyn-an      発行 2007/9/7    |
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| ◆ダージリンセカンドフラッシュ マーガレットホープ茶園 ◆  |
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| ◆新物  いちじくジャム  朝採り完熟  発売開始 ◆           |
|                                                           |
| ◆2007年 インド茶園紀行 ティーオークション ◆        |
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| ◆リンアン スタッフ 募集 ! ◆                             |
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| ◆ダージリンセカンドフラッシュ マーガレットホープ茶園 ◆  |
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お待たせしました。

リンアンが選んだ2007年のダージリンセカンドフラッシュ。
9月3日に、マーガレットホープ茶園の販売を開始しました。
                 http://liyn-an.jp/catalog/452375400812.html

実はもっと早く輸入して、販売開始できる予定だったのです。
本当は。

インド行きの前に輸入して、販売開始してインドへ出かけられるよ
うにする予定で7月末に買い付けておいたのです。

ところが、インド側の検疫が厳しくなってしまいまして、そのまま
作業しても20日のインド行き前の輸入が怪しくなってしまったの
ですね。

19日までに届けばいいのですが。
いや、19日にセントレア・中部空港に届いても通関して袋詰めし
て販売までして、という期間を考えれば、どうにも間に合いそうに
無くなってしまいました。

悩んだあげく、思いついたのが、「帰りの飛行機に載せてもらおう!」
でした。^^;

セントレアに帰ってくるんですし、紅茶も届くのはセントレア。
だったら、空港に着いたその足で貨物地区に行って、通関済ませて
持ち帰ればいい。
と言っても、貨物地区にポーターがいるわけでもなく。
ということで、出発前にワンボックスのレンタカーを手配して、通
関書類も食品検査の書類も、そして印鑑まで持ってカルカッタ・ダー
ジリン・ドアーズへと旅立ったのでした。

ただ、心配なのは、本当に同じ飛行機に乗ってくるのか?

これまでカルカッタ発のタイ航空の場合、4割くらいの確率で荷物
が遅れています。
どうも、オーバーブッキングが多いみたいなんですね。

インドで取引先も書類を見せて、「ほら、帰りの飛行機に載るよう
に手配したからね。タイでエビさえ載らなければ大丈夫。」ニヤッ。

そうなんですね。オーバーブッキングでタイ産のエビなんかが有っ
た場合は、どうやっても生もののエビが優先され、紅茶は後回しに
なってしまうのです。これが恐い。特に今回は。レンタカーまで手
配しているのに。

でも、無事に同じ8月29日着のタイ航空TG644便に載って、
マーガレットホープ茶園のセカンドフラッシュがやってきました。

もちろんそのまま食品検査を済ませ、通関も済ませて、インドのお
土産と共に持ち帰りました。

さて、その私と一緒の飛行機でやってきたマーガレットホープ茶園
のセカンドフラッシュがどんな紅茶なのか。


一口でいうと、昨年のプッタボン茶園にそっくり。非常によく似て
います。
MUSCATEL の表示はないものの、そんなムスクの香りがほのかに漂
う香りと味のバランスが調和したセカンドフラッシュです。

今回インドで、「今年最高のマスカテルだ。」という紅茶を飲ませ
ていただいたのですが、香りだけに関して言えば、このマーガレッ
トホープ茶園は、その「今年最高のマスカテル」より良い香りをし
ています。

「今年最高より良い香りっておかしいじゃないの?」と思われる方も
いらっしゃるかもしれません。でも、実際にそうなのです。

というのは、実は「マスカテル」というのは、香りのことだけでな
く、味も含めての評価なのです。
その「今年最高のマスカテル」は、まるで赤ワインを思わせるよう
な風味が有りました。

その点、私が輸入したマーガレットホープ茶園は若干グリニッシュ。
緑茶に近い旨さを持ったセカンドフラッシュです。

どちらかと言えば、緑茶の国の日本人が高級ダージリンとして認識
している味。そしてリンアン好みのセカンドフラッシュです。

このマーガレットホープ茶園のセカンドフラッシュは、昨年のプッ
タボン茶園のセカンドフラッシュに傾向が非常によく似ています。
そっくりと言っていいほど似ている紅茶です。

ですから昨年のプッタボン茶園がお気に入りだった客様には、違和
感無く気に入っていただける紅茶だと思います。

ただ、新しいお茶だけに暴れているようなところが見られます。
そんな激しさを持っているのがこのマーガレットホープ茶園だと思
います。

でも、一年も経つときっとその荒さが取れてまろやかな美味しいセ
カンドフラッシュに大変身しますよ。
去年のプッタボン茶園のセカンドフラッシュも、最初は今年のマー
ガレットホープ茶園と同じように激しいくらい暴れたお茶でしたか
ら。


ライトテイストで香りはマスカテル。ふくよかな美味しい紅茶 
      ■ ダージリン セカンド マーガレットホープ茶園 2007 ■
                          缶入り            (75g)  2,400円
                          Mパック          (75g)  2,150円
                          Sパック          (35g)  1,150円
                          業務用・Lパック (400g)  7,600円
                          業務用・Kパック  (1Kg) 16,500円

ちなみに、インドで「この今年最高のマスカテルは、香りはそんな
にマスカテルじゃないけど、味は凄いマスカテルだと思うけど?」
と聞いたら、「その通りだ」ということでした。

ということで、今年最高のマスカテルより香りのいい紅茶は、実は
たくさん有るんですよ。
その中でリンアン好み、日本人好みの味の紅茶がこのマーガレット
ホープ茶園なんですね。

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| ◆新物  いちじくジャム  朝採り完熟  発売開始 ◆           |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

今年もいちじくジャムの、生産と販売が始まっています。

   http://liyn-an.jp/catalog/452375400810.html

当たり前ですが、木の上で完熟した果物は、本当に美味しいです。

果物の木は、その果実を美味しくすることで、動物たちに自分自身
の種を遠くまで運んでもらって子孫を残してきたのです。
果物が美味しくなるのは、自分達の子孫を残すためなのです。

それを輸送の都合で完熟前に収穫して、輸送途中で熟すのを待って
いるのがスーパーに並んでいる果物たちです。

どちらが本当に美味しいか?

正解を聞くまでないですよね。木の上で完熟した果物の方が絶対に
美味しいのです。

いちじくの話ではないのですが、スリランカに行くと道路の脇で、
パイナップル屋さんが呼び込みをしています。
車を止めてパイナップルを注文すると側の木になっているパイナッ
プルを切り落として1/4に割って食べさせてくれます。
外側の皮は取りますが、芯の部分はそのまま。

ところが、そのパイナップル。芯まで柔らかくて甘くて、最高に美
味しいんですよ。芯まで甘いパイナップル、食べたことありますか?

木の上で完熟するっていることは、そういうことなんですね。

リンアンが契約しているいちじく園「谷口農園」もそんな木の上で
完熟した朝採りのいちじくを農協に出荷しているいちじく農園なん
です。

普通は店頭に並ぶまで3日くらいかかります。いちじくは非常に傷
みやすい果物ですから、スーパーの店頭の事も考えて、普通は完熟
3〜4日前のいちじくが収穫され、出荷されています。
それがスーパーの店頭のいちじくです。

でも、谷口農園は地元の農協・スーパー以外は出荷していません。
だから木の上でほぼ完熟したイチジクを出荷できているんですね。

でも、それでもその日1日の品質保持を考えて出荷されています。
熟してしまってハジケてしまった本当の完熟いちじくは.....。

ジャムになるんです。リンアンで。

それがリンアンの、『 朝採り完熟 いちじくジャム 』

だからこそ、美味しいんですね。
その完熟いちじくを、丁寧に銅のお鍋で手作りで煮込んでいるから
美味しいんです。


その完熟いちじくジャム。今年は10個まとめてお得な価格も設定
しました。

    1個    580円
  10個  5220円   1個分、お得

    さらに、「 同時に紅茶を2000円以上ご注文の方 」には、
    いちじくジャムを、もう1個プレゼント。


この、「もう 1個 プレゼント」。
      いちじくジャムの在庫の関係上、突然終了しますので、
              ご注文はお早めに。

朝採り 完熟 いちじくジャム      580円/1個
                               5220円/10個
http://liyn-an.jp/catalog/452375400810.html

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| ◆2007年 インド茶園紀行 ティーオークション ◆        |
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前号では無事カルカッタ空港に着陸したところでお話が終わりまし
た。というか、何故かバンコック−カルカッタ間のお話は無し。
まぁ、バンコックカルカッタ間はそんなに話すほどのことが無かっ
たということも有るんですけど。

まぁ強いて言えばエコノミーの最前列。真ん中の3列の端っこだっ
たんですが、何故か、3名のグループの間で、「席代わってくれな
いか。」って言われたくらいでしょうか。
でも代わった窓側の2列席、もう1席が空席で最前列で前は広いし
横は空き、スペースだけはビジネスクラスで快適でした。

まぁそんなこんなで快適にカルカッタ空港に到着。

でも、相変わらずカルカッタの空港は、きれいじゃないですね。人
口1500万人、インド2番目でインドの西の玄関口の空港なんですが。

バッゲッジクレームで出てくるバッグ。私の古ぼけたバッグがきれ
いに見えます。^^;

税関も通過して表に出ると、取引先のサケットが迎えにきてくれて
ました。
初めだけでもベンガル語で挨拶してやろうと、必死で挨拶を覚えて
いたんですが、久々に会って英語で話し掛けられると、必死で覚え
たベンガル語を忘れて英語ばかりで喋ってました。

それにしても丸一日、日本語の無い時を過ごしてきたせいか、サケッ
トの英語がすらすら頭に入ってきます。
いつもは突然の英語のに話の半分も聞き取れなくて、「あとはメー
ルで送ってくれ」ってごまかすんですが。^^;

「チャイ、飲んでくか?」って夜のドライブの途中でサケットが聞
いてくれました。「もちろん。」「前回は飲み逃したから今回はぜ
ひ。」「営業時間は確認してないけど、きっとあの店はやってる。」

行ったお店はいかにも下町のチャイ屋さん。タンドリーチキンがぶ
らさがっていたり。写真も撮りたかったのですが、「ここでは止め
たほうがいい。」という忠告に従って写真は翌日にしました。

ホテルはサナトゥール。リーズナブルなホテルですが、比較的新し
くて快適です。
http://liyn-an.com/india/07-005.jpg

でも、ロビーの半分は膜が張ってあって工事中だったりするところ
はインドですなぁ。(そういえば、前回のホテルもそうでした。)

チェックインのカウンターで「ベッティは、・・・」て。
ベッキーなら私の愛用のメールソフトだけど、そんな日本製のメー
ルソフトの話が出てくるわけ無いし、と、思ったら、これが「ベッ
ドティーは何時にするか?」と言う話だったんですね。

「アーリーモーニングティー」とも呼ばれる「ベッドティー」その
習慣がこんなところにも残っていたんですね。
朝7時にコンコンって紅茶とクッキーが運ばれてきました。ちょっ
と薄めですが幸せを感じる瞬間です。

「インターネットはロビーで出来るそうだから。」と言うことで朝
食後、メールマガジンのアップに挑戦。
フロントの人が「そこのパソコンで。」というのですが、「私のパ
ソコンを繋ぎたいんだ」というと、「私は繋ぎ方がわからないから。」
って、「じぶんでやってよ。」という感じ。

「では、言葉に甘えて。」とばかりにLANケーブルを引っこ抜い
て自分のパソコンにつなぎ。「やっとこれでネット環境が整った。」
と、思ったのですが、なんと全く繋がらない。

メールもWEBもだめ。
どうもファイヤーウオールで拒否されてるみたい。

しかたが無いので、ホテルのパソコン使ってミクシィでマダムに連
絡しようと思ったんですが、このパソコン、日本語全くダメ。表示
さえも出来ない!
これじゃ、バンコックのほうがましだったんじゃないの。

これがIT大国と言われるインドの実情です。
一部のIT技術者のレベルは世界に誇れるものなんですけど、一般
のIT環境はこの程度なんですね。

ほんと、家庭まで光ケーブルが行き届いている国なんて世界でも日
本くらいじゃないでしょうか。

私、まだインターネットなんて言葉が一般に知られる以前に光ケー
ブル機器の部品設計をしていたことが有るんです。
だから知っているんですが、実はその当時から幹線道路の殆どには、
光ケーブルを引き終わっていたんですよ。日本は。

これ、本当の話ですよ。こんな国、他にはありません。

だから当初NTTはADSLに消極的だったんです。ISDNから
一気に光へ持っていこうとしてましたから。

余分な話は置いておいて、カルカッタの町、6年前に走っていた車
は国民車のアンバサダーとマルチ(スズキ)だけだったんですが、
6年間で車事情が相当変わってました。
アンバサダーはタクシーとして現役なんですが、スズキ/マルチと同
じくらい幅を利かせているのが韓国のヒュンダイ。サケットが乗っ
ている車もヒュンダイです。

今ひょいと見ると、ドアミラーが壊れたまま走っているアンバサダー
がいます。よく見ると、壊れているどころか、ドアミラーもフェン
ダーミラーも無アンバサダーのタクシーがいっぱい走っている。
まぁ彼らは後ろや横にいる車にはお構いなしで走りますから、問題
無いんでしょうけど。^^;;;
http://liyn-an.com/india/07-007.jpg

そう思っていたんですが違ってました。迎えにきたサケットの車に
乗って気づいたんですが、カルカッタの中は交通マナーって有って
ないような物。車の幅のスペースがあれば必ず頭をつっこんできま
す。
そのために大渋滞が起ころうとなんと、他の車をさえぎってでも走
らないと町を走ることが出来ません。車と車の間は人が一人横にな
って通れるかどうかというくらい。車の列が止まろうものなら、そ
の人が通れるかどうかの隙間を人が実際に通るのです。自転車なん
かは車道の中央を悠々と走っているし。
http://liyn-an.com/india/07-008.jpg
だからドアミラーを起こして走っていたら、ドアミラーがいくつあ
っても足りないことになってしまいます。
ということで、ドアミラーがあっても倒して走っている車がほとん
どです。それでもドアミラーを起こして走る強者?もいるもですが。

取引先の会社はカルカッタのオークションセンターのビルに事務所
を構えています。
取引先を訪問する前に、まずオークションを見学させていただきま
した。
前にきたときはオークションの休みのときだったのですが、今回は
オークション開催日を狙って来ています。ほんとに活気があります。
どちらかと言えばオフシーズンですからまだ静かなほうでしょうが、
それでもどんどんビッドが入り取引が進みます。
「いくら、いくら、いくら、他には無いか、いくら、いくら、はい
決まり。「つぎ、いくらいくらいくら、他には無いか。」の繰り返
し。よく声が続くもんだと思います。私には絶対出来ない。

どんな様子か?動画で撮ってきましたのでこちらをご覧ください。
http://liyn-an.com/mv/Kolkata_to.html

カルカッタのオークションセンターは大小2つのオークションルー
ムがあって、大きいオークションルームは主にアッサムとドアーズ
のCTC紅茶のオークションが行われています。
そしてダージリンなどのオーソドックス製法の紅茶は小さいオーク
ションルーム。

茶園で製茶された紅茶は、まず競売会社の倉庫に届けられます。
そこで競売用のサンプルとカタログが作られ、サンプルとカタログ
はバイヤーの会社に届けられるんですね。
そして、世界中の紅茶会社から注文を受けたバイヤーはサンプルを
テイスティングして注文に合った紅茶をオークションで競り落とす
わけです。

こうして世界中のほとんどの(一部、オークションを通さない直取引
も有りますので)紅茶の原料価格が決まっていくのです。
もう一度、オークションの様子、見てみます?
http://liyn-an.com/mv/Kolkata_to.html


さて、取引先の訪問です。
今回は買い付けとかではなく、どちらかと言えば表敬訪問。でも、
どうしてもしなければならないのはサケットのお父さんの写真を撮
る事。
実はサケットのお父さんは、かってはセリンボン茶園とシーヨック
茶園を持っていたことがあり、カルカッタでも超有名なティーテイ
スターなんですね。その彼がリンアンのためだけにオリジナルでブ
レンドしてくれたのが今のブレンディッドダージリン705なんで
す。http://liyn-an.jp/catalog/452375400782.html

そしてそのブレンドは、9月始めに開催される東京のギフトショー
に出す予定でパンフレットの製作が彼の写真待ち。だからどうして
も写真だけは撮って日本へ送らなければならないのです。

もう一つ、どうしてもお願いしたかったのが、彼のテイスティング
方伝授してもらうこと。
もちろん一回伝授してもらったからと言って彼のレベルになれるわ
けは有りません。
でも、ある意味わたしがしてきたテイスティングは私流で、本当は
どのようにテイスティングし、何を重要視しなければいけないのか。
私流ではなく、彼の一流のやり方を教えてもらいたかったのです。

彼の会社のテイスティングルームに届いたばかりの茶葉がテイスティ
ング用に抽出されていました。

テイスティングしたのはスペシャルティーとスタンダードティーの
2つのグループ。
「どうやってテイスティングするのですか?」と聞いても、「そん
なのは人によって好みが違うんだから好きにやりなさい。」って。

で、意を決してテイスティングしました。
はっきり言って、傾向は違うのですがどれも美味しい。「この中で
一番は、って言ったって。」と困ってしまったのですが、「あとは
好みの問題だけ。」と「私はこれとこれが好き」と答えました。

そして彼のテイスティングを見せていただきました。紅茶を少しス
プーンですくって空気を吸い込みながら口の中で紅茶と空気を混ぜ
ます。その後も何空気を混ぜて回かしっかり味わう。
基本的なやり方は私も同じなんですが、やっぱり上手い!熟練の技
ですねぇ。
http://liyn-an.com/india/07-009.jpg

ここで質問。「抽出後の茶葉は何を見るんですか」「セカンドは銅
の色が良くてファーストはちょっとグリンがかっているのがいい。」
「でも飲むときは茶葉はポットの中で見たりしないでしょ。」「茶
葉の色は重要でもなんでもないんだよ。」って。
「じゃぁ、香りは?」「茶葉の香りは重要だけど、それより味でし
ょ。」「抽出液の味が一番重要なんだよ。」「抽出した紅茶の味と
香りそれが一番」「やっぱりな。」と安心しました。

実は私、抽出後の茶葉の味と香りを見るのですが、それは抽出液の
味と香りと茶葉の色香りの関連を覚えるためで、茶葉の色や香りは
殆ど参考にしていません。「そんなもんが良くても実際のお茶が美
味しくなければダメでしょう。」と思っていたのですが、彼が同じ
考えをしていて「ほっ」としました。

最後に「貴方はどれが最高だと判断しましたか?」と聞いて指差し
たのは、スタンダードティーは私と同じ紅茶。そしてスペシャルティー
で彼が指差したのは私が選んだすぐ横の紅茶でした。でも彼は「こ
れとこれは殆ど違わない。ほんの僅かな差で、どちらを選んでも問
題ない。好みだけの問題だ。」「こちらの紅茶(彼の選んだ紅茶)
は、実は高価格を狙って特別に作った緒ちゃんだよ」と、出してく
れた茶葉を見て驚きました。「こんな茶葉があるんんて。」
ほんと、半分くらいがゴールデンチップスのすごい紅茶だったので
す。「これは高価格を得るために一芯一葉で摘んでいるんだ。」っ
て。そりゃすごい茶葉が出来るでしょう。納得です。

でもやっぱりそれを私が仕入れるかどうかといえばこれまた疑問。
そういう紅茶を求める需要もありますから、少量であれば買い付け
るかもしれません。でも、味が殆ど同じなら、多くの皆さんに飲ん
でいただける紅茶を仕入れたい。
やっぱり私の買うのは私の選んだ紅茶ですね。

僅かな違いはあっても、ほぼ同じ紅茶を選ぶことが出来ましたので
安心したと同時に、自信を持つことが出来ました。

ということなんですが、実は同じテイスティングをしていても、彼
らのテイスティングと、私のテイスティングは目的が全く違います。

彼らのテイスティングは主に大会社が大量のブレンドを作るために
テイスティングしています。ですからテイスティンうをしている段
階で既に頭の中では「これをこれだけとあれをどれだけブレンドす
れば、どういう味になって、目的の味にするには、後どんな味の紅
茶がどれだけ必要だ。」そこまで計算しながらテイスティングをし
ています。

これは流石に私では出来ません。足元にも及ばない。私の場合は、
ほとんどの紅茶を、茶園で出来たままの紅茶をノンブレンドで楽し
んでもらっていますから、私は単純に「美味しいかどうか。」だけ
を判断すればよいのです。私があと20年この仕事をしていても、
彼のようにはなれないと思います。
でも、私の仕事の範囲では、私がしていることに間違いが無かった
ので安心しました。

その後、インドでも最大手の一つ、JKトーマスのテイスティング
ルームを見学。インドで最大のテイスティングルームというだけあ
って流石にでかい。
サケットのお父さんも時々ここでテイスティングをするそうです。
ここでお父さんの写真も撮らせて頂いて、とりあえずの取引先訪問
の目的は終了。
http://liyn-an.com/india/07-010.jpg

「お昼は何がいい?」「そりゃ、インド料理。」「じゃぁあの店で。」
と向かったのですが、電話すると今日はお休み。「中華料理はどう
だ。インドの中華料理も美味いぞ。」「じゃぁ試して見ましょうか。」
って向かった先はバイキング形式の中華料理店。
確かに中華料理なんですが、やっぱりインドですねぇ。とってもス
パイシー。
辛いものは好きなんですが、強いほうじゃ有りません。
なんとか許容範囲でしたから良かったですがでも辛いですねぇ。

「食事の後は何処かいくか?」って言われても知ってるところはビ
クトリアパークくらい。
本当はダウンタウンに行きたいんですけど。ダウンタウンでカルカッ
タの活気を肌で感じたい。その活気をカメラに収めたい。
あとは本屋ですね。

「ダウンタウンはホテルの辺りがそうだから、明日の朝にでも歩い
てみればいいよ。」ということで、お決まりのビクトリアメモリア
ルパークへ。

ここで歴史に詳しいケットの友達がガイドに来てくれました。

カルカッタはさびしい漁村だったところにイギリス人たちが作り上
げた町です。そしてここを拠点にイギリスはインドを征服し、支配
しました。
その拠点がインド皇帝となったビクトリア女王の居城であるこの城
です。
さすがにビクトリア女王の居城、威風堂々と完璧にイギリスの世界
を作り上げています。
http://liyn-an.com/india/07-011.jpg

中には色々な資料が展示してあるのですが、特に目に付くのは銃や
刀などの武器の類。
「イギリスはインドから大量のものを持ち出して、変わりにソルジ
ャー(兵士)を持って来た。」というサケットの友人の言葉が印象
的でした。

ほんと、イギリスはインドでは極悪非道、残虐の限りを尽くしてい
ます。

でも、イギリスの残したものもおおきくて、それが現在のインドの
繁栄を支えているのも確かです。過去の出来事は過去のこととして
前進を続けるインドに凄さを感じます。

イギリスは本当にいろんなものをインドに持ち込みました。
今この文章を書いている茶園にしても、当時のイギリスの封建制の
システムが色濃く残っています。

当時のイギリスは完璧な階級社会です。貴族は地方に領地を所有し、
巨大な屋敷を立てて使用人を使い、土地を農民に貸し与えてそこか
ら得る収入で自分自身は働くことなく優雅な生活を送っていました。

イギリス人はそのシステムをほぼそのままに茶園に持ち込み、巨大
なプランテーションを作り上げています。

そのイギリスの階級制度がインドの階級制度であるカーストと結び
ついて現在のインドを作り上げています。

さすがに茶園ではマネージャーが働かずに、なんてことはありえま
せんが階級意識は色濃く残っていますし、そもそも茶園を、ESTATE
(エステイト:財産)と表現する事自体、イギリス人が茶園を領地
ととらえていた証拠だと思っています。

ビクトリアメモリアルパークを出て今度は町の両替屋に。
インド政府はインドの通貨・ルピーの国外持ち出しを禁止していま
す。ということは日本でインドルピーへの両替は出来なくてインド
へ行ってからしか両替が出来ません
ところが深夜の。到着で両替が出来なかったというか、すっかり忘
れていました。
で、時間的な都合もあって町の両替屋での両替となったわけですが、
これが路地裏の怪しい両替屋。私一人だったら近寄ることも無いよ
うなところ。
でもさすがはサケット、事前に銀行の為替レートを調べていてくれ
て、「どこどこの銀行はどれだけのレートで変えてくれるぞ。」っ
て交渉してくれて、安心して両替が出来ました。

で、ホテルへ送ってもらって今日の予定終了。
そうそう、結局インターネットに接続できませんでしたから、カメ
ラのメモリーをサケットに渡して「お父さんの写真、私のアドレス
に送っておいて。」で、こちらの仕事も終わり。

明日はいよいよダージリンです。

そうそう、衛星テレビでクレヨンしんちゃん、やってました。
ヒンドゥ語(たぶん)話してるしんちゃん、始めてみました。^^;
http://liyn-an.com/india/07-012.jpg


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| ◆ リンアン スタッフ 募集 ! ◆                            |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

   『 新茶サンプルの試飲も、お仕事!  』
                      『 新しいケーキの試食も、お仕事!  』


    今、リンアンでは、一緒に働いていただけるスタッフを
                                             募集しています。

     特に紅茶に詳しい必要は有りません。

     お茶の知識よりも、お客様に気持ちよく応対が出来る、
     明るい方を希望します。

週に3〜4回の勤務となります。土曜日、日曜日も勤務でき、長期
間働いていただける方を探しています。

「リンアンで一緒に働いてみたい。」という方は、こちらで詳細を
ご確認の上、ご応募ください。

 スタッフ募集要項 申込フォーム → http://liyn-an.com/kyujin/

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編集後記  
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4日に東京ビッグサイトで開催されているギフトショーへ行ってき
ました。というのは、高級食器メーカーの三郷陶器さんの企画で、
リンアンの紅茶と三郷陶器さんのグッズのコラボレーションギフト
が企画されてこのギフトショーで展示されたんですよ。
で、どんな風になっているのか見学に。
           http://www.giftshow.co.jp/tigs/64tigsinvitation/
           http://Liyn-an.com/pc/35-1.jpg
           http://Liyn-an.com/pc/35-2.jpg
           http://Liyn-an.com/pc/35-3.jpg
やっぱりプロのデザイナーさんがデザインしてディスプレーすると
カッコイイですね。そのうちこのギフトがどこか皆さんの町のお店
に並ぶかもしれませんので、見つけたら「あっと、このお店の紅茶っ
て美味しいんだよね。」って、叫んでくださいね。^^;
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