TITLE: Liyn-an TEA TIMES No.21519世紀のアイスティー事情 イチジクジャム 販売開始!Resent-Message-Id: <20080410170943.F19F.A0A6B67A@nifty.ne.jp>
DATE : 2006-08-28 11:58:58
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|Ooo.....oooO☆ 紅 茶 通 信 ☆Oooo.....ooO|
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| Liyn−an TEA TIMES No.215 |
| by TEAS Liyn-an 発行 2006/8/28 |
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| ◆ 19世紀のアイスティー事情 ◆ |
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| ◆ シフォンキャンペーン 31日まで お急ぎを! ◆ |
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| ◆ イチジクジャム 販売開始! ◆ |
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| ◆ カフェ・スイーツ に掲載されます。 9/4 発売 ◆ |
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| ◆ 19世紀のアイスティー事情 ◆ |
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カミナリ騒ぎで1号遅くなりました。ごめんなさい。
さて、1904年にセントルイス博覧会で始まったとされているアイス
ティーが、そうではなく、それ以前から有ったことは、パメラ・J
・バッカーロさんが書かれた 『 Beyond the Ice Cream Cone 』と
いう本に明確に書かれていると、前々号でお話ししました。
では、セントルイス博覧会以前、19世紀のアイスティーはどんな
アイスティーだったのでしょうか。
その一部はパメラさんの本を元に、213号でお話ししましたが、パメ
ラさんの本以外のところを、私が買い集めた原書の中から、ご紹介
しましょう。
まず新しいところでは、1979年にアメリカで、出版されたこの
『 Housekeeping in Old Virginia:オールドバージニアの家政術 』
という本です。
http://liyn-an.com/pc/oldVirginia.jpg
この本は、たくさんののアメリカ女性によって書かれた本で、お茶
の淹れ方だけとっても、数人の女性によって、それぞれの淹れ方、
レシピが持っている面白い本です。
その中には、古くからの淹れ方も有り、現在行なわれているような
淹れ方も書かれています。
例えば、緑茶の淹れ方は、三人の方が、紅茶の淹れ方は2人の方が
それぞれ別のレシピを書いています。
紅茶の抽出方法の歴史を探る上でも重要な本だと思っています。
その1879年の本に、ハッキリと『ICED TEA』という項目
が有り、その淹れ方が書かれているのです。
そのページをご覧ください。http://liyn-an.com/pc/p-064.gif
Mrs.S.T.という名前は、寄稿者リストから、Mrs. Samuei Tyreeさん
だと判ります。
ここには、こう書かれています。
Ice Tea.
After scalding the teapot, put into it one quart of boiling
water and two teaspoonfuls green tea.
If wanted for supper, do this at breakfast.
At dinner time, strain, without stirring, through a tea
strainer into a pitcher.
Let it stand till tea time and pour into decanters, leaving
the sediment in the bottom of the pitcher.
Fill the goblets with ice, put two teaspoonfuls granulated
sugar in each, and pour the tea over the ice and sugar.
A squeeze of lemon will make this delicious and healthful, as
it will correct the astringent tendency.
しっかり温めたポットに1クオーターの熱湯と、ティースプーン2杯
の緑茶を入れてください。
もし夕食に飲みたければ、これは朝食時にしておきましょう。
ディナーの時間にティーストレーナーをつかって、静かにピッチャー
に注いでください。
ティータイムまで待って、下り物をピッチャーの底に残してデキャ
ンターに注ぎましょう。
ゴブレットを氷で満たし、それぞれにティースプーン2杯のグラニュ
糖をかけ、その氷と砂糖の上にお茶を注ぎましょう。
レモンのひと絞りは、その渋みを和らげ、それを美味しく健康的に
してくれるでしょう。
(訳文に自信はありません。ごめんなさい。)
サムエイ・ツリーさんの飲んでいたアイスティーは、緑茶のアイス
ティーだったようです。
ホットで淹れたお茶のレシピでも、紅茶より緑茶のレシピの方が多
いことから、当時のアメリカでは紅茶より緑茶が好まれていたんだ
ろうと思われます。
一つ面白いことが判ります。
ここでは長時間抽出をしているのですが、いったんティーストレー
ナーで漉してからしばらくおき、ティーストレーナーでとりきれな
かった細かい茶葉を沈殿させ、ディキャンターに移すときにそれを
ピッチャーに残して済みきったアイスティーを作る工夫もしていま
す。
これは有る意味、今のような目の細かいティーストレーナーが無かっ
たためだと思います。
それにしても、もうアイスティーをレモンでさわやかにする工夫が
なされているって、面白いですよね。
もう一冊買い込んだ本をご紹介します。
http://liyn-an.com/pc/Kentucky.jpg
この画像の本は最近の複製本ですが、オリジナルは、1839年に
出版された『 The Kentucky Housewife: ケンタッキーの主婦業 』
と言う本で、19世紀初頭のアメリカの料理レシピを中心に書かれ
た家政書です。
ここには、ティーパンチが出てきて、「それを冷しても良い。」と
書かれています。
http://liyn-an.com/pc/p-407.gif
Tea Punch
Make a pint and a half of very strong tea in the usual
manner;strain it, and pour it boiling (hot) on one pound and
a quarter of loaf sugar. (That's 2 1/2 cups white sugar)
Add half a pint of rich sweet cream, and then stir in
gradually a bottle of claret or of champaign (sic).
You may heat it to the boiling point, and serve it so, or you
may send it round entirely cold, in glass cups.
いつもの淹れ方で1.5パイントの強いお茶を淹れてください。
そしてそれを越して、1と1/4のローフシュガー(それは2と1/2カッ
プの白砂糖です)と沸騰させてください。
半パイントの濃厚なスイートクリームを加え、1ビンのクラレット
かシャンペンを少しづつ混ぜ込んでください。
あなたはそれを沸騰するくらい温めてサービスしてもいいですし、
それを完璧に詰めたくしてグラスに入れてもいいです。
(こちらも、訳文に自信はありません。ごめんなさい。)
これはカクテルの1種としてのティーパンチですから、アイスティー
と言っていいかどうかは疑問ですが、お茶を冷たくして飲む習慣の
始まりともいえるレシピです。
この本には、驚くべきレシピが載っていました。
それはアイスクリームなど、氷が家庭に有ることを前提にしたデザー
トが、24種類も載っているのです。
その中には、なんと、『 Tea Ice Cream 』まで載っているのです。
アイスクリームを始めとする、24種類もの冷たいデザート。
これが意味するところは. . ...。
つまり、19世紀初頭、既にアメリカでは、多くの家庭に氷が行き
渡っていたということです。
もちろん、アイスティーを作るためには、氷が欠かせません。
暑い夏に氷が無ければ、アイスティーは生まれていません。
『一般の家庭にいつ氷が普及したのか?』
それを探って、こんな一冊の本に出会いました。
『 The Frozen Water Trade : 凍った水の商い 』
http://www.amazon.co.jp/gp/product/0007102860/249-8777801-9921953?v=glance&n=52033011
19世紀初頭、『 The ICE KING 氷王 』と呼ばれた、氷の輸出で
大儲けをしたフレデリック・テューダーという人物が、アメリカの
ボストンにいたのです。
当時キューバからボストンに大量のフルーツが運ばれていました。
そのフルーツを運んだ船は、帰りにはバラストとして石などを積ん
で帰っていました。
そこに目をつけた彼は、ボストンの池の氷を積ませてキューバまで
運ぶことを思いつきます。
大量のオガクズに囲まれた氷は、彼に莫大な利益をもたしました。
その後、彼の会社は、ロンドンや、なんと、インドのカルカッタま
でも氷を運ぶようになったのです。
つまり、1839年、The Kentucky Housewife が書かれたときには、
既に世界中に氷を運ぶシステムが出来上がっていました。
当時アメリカの2/3の家庭には、氷が有ったと言われています。
それなら、暑いアメリカ南部で、アイスティーが飲まれていても、
全く不思議は有りません。
いや、飲まれていない方が不思議です。
この頃、家庭用の氷式の冷蔵庫も普及を始めています。
まさに「 ICE BUSINESS 」の創世記がこの頃だといってもいいので
はないでしょうか。
この冷蔵庫の普及と共にアメリカではアイスティーが飲まれるよう
になり、19世紀後半には、アメリカでは、もうアイスティーが、
ごく普通に飲まれるようになっていたようです。
参考:http://whatscookingamerica.net/History/IcedTeaHistory.htm
始めの二冊は、このサイトで見つけて買い込んだ本です。
フレデリックテューダーについてはこちら
http://en.wikipedia.org/wiki/Frederic_Tudor#The_ice_business
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| ◆ シフォンキャンペーン 31日まで お急ぎを! ◆ |
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毎年、夏の恒例となった
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シフォンケーキは、でっかい方が美味しいぞ! キャンペーン
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も残すところあと僅か。
今月31日まで の ご注文です。
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通常 4,000円 の23cm シフォンが、
31日までは 3,000円。
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手で千切ってみると、「 じゅわっ 」っと音がするくらいジューシー
なシフォンケーキって、他で食べたことが有りますか?
この「 じゅわっ 」と言う音は、20cm シフォンでは、しないことも
多いのです。
つまり、それだけ水分が飛びにくくて、ジューシーに美味しくなる
のがシフォンケーキ。
大きくても小さくても、外側の堅い部分の厚さは同じ。
だから、でっかい方が、ふわふわの美味しい部分が多い。
それも、「でっかい方 が 美味しいぞ!」の 理由なんですが、
「でっかい方が水分が飛びにくくて よりジューシー 」というのも
「でっかい方 が 美味しいぞ! 」の大きな理由なんですね。
それを体験していただきたくて、夏のキャンペーン。
それも、イチジクジャムの生産が始まって、これ以上のご注文はお
受けできません。
だから、今のうちにお試しください。
「でっかいシフォン」のご注文はこちらから。
http://liyn-an.jp/catalog/200OUT000006.html
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| ◆ イチジクジャム 販売開始! ◆ |
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お待たせしました。
今年のいちじくジャムの販売を開始しました。
例年ならお盆開けから始まるいちじくジャムの生産ですが、今年は
長雨の影響で収穫が大幅に遅れ、24日になってやっと露地物のイ
チジクが収穫できるようになりました。
イチジクは縦に伸びた枝木に成るのですが、その枝木は今年伸びた
枝木です。
そして、1枚の葉の元に1個のイチジクが付くのです。
枝木は下から上に順に伸びながら葉と果実を付けていきます。
つまり、一番下のイチジクが、今年最初に収穫できたイチジクなん
ですね。
電話を受けて取りに行ったイチジク畑では、そんな、まだ一番下の
枝に成っているイチジクがたくさん有りました。
本当に収穫が始まったばかりなのでした。
リンアンが契約している谷口農園では、その日に熟した完熟のイチ
ジクしか出荷しません。
普通、店頭に並ぶまで3日ほどかかりますから、痛みやすいイチジ
クは完熟前に収穫されることがほとんどです。
でも、この谷口農園は自分で店頭まで運べる所にしか出荷しません
から、木の上で完熟させたイチジクだけを出荷できるのです。
でも、この事は、完熟しすぎたイチジクが出来てしまう危険性もいっ
ぱいなんですね。
では、その完熟しすぎくらいに完熟した美味しいいちじくはどうな
るのか?
それこそ、リンアンのジャムの原料となっているイチジクなのです。
木の上で完熟したイチジク。それを収穫したその日のうちにジャム
にする。
美味しさ優先で、水あめもペクチンも入れない。イチジクとグラニュ
糖と、少しのレモン果汁だけでコトコト煮込んだジャムが、リンア
ンのいちじくジャム。
その美味しいジャムが今年も出来ました。
正直、本当に美味しいです。
今年はイチジク畑の様子も商品ページに載せました。
リンアンのジャムのイチジクがどんなふうに栽培されているのか、
是非診てみてくださいね。
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| ◆ カフェ・スイーツ に掲載されます。 9/4 発売 ◆ |
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食の専門誌・業界誌の専門出版社から発行されている、カフェ業界誌
『 cafe-sweets 』。
http://www.shibatashoten.co.jp/magazine/item/04cafesweets/
喫茶の業界誌ながら、その綺麗な写真や、深いカフェ情報で、一般
の女性たちにも大人気の雑誌が、この本ですよね。
リンアンは、開店早々に、この雑誌の元となったMOOK「コーヒー・
紅茶」の創刊号で紹介していただきました。
今の『 cafe-sweets 』になってからも、Vol.37 で、老舗で大先輩
の紅茶専門店の皆様と一緒にご紹介いただきました。
この時は「こんな有名なお店と一緒に!」と、本当に驚きました。
そして今回、みたび、ご紹介いただくことに。
発売日は、 9月4日
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今回は紅茶だけでなく、リンアンのケーキ類もたっぷりと紹介され
ます。
というか『紅茶より スイーツが メイン?』と、思える取材でした。
もちろん、マダムもしっかり取材を受けています。
な、なんと! リンアン秘伝の、他ではどこもやっていない、マダム
が独自に編み出したスコーンの焼き方を大公開しています。
まさに目から鱗! 『 こんな焼き方が有ったの?』という、驚くべき
スコーンの作り方、焼き方を、惜しげも無く大公開!
スコーン自作葉の皆さん、これは絶対に見逃せませんよ。
発売日は来週の月曜日!
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リンアンのスコーンファンの皆様は、必読ですよ。
スコーンの作り方を読んだら、こんなページも参考に。
http://liyn-an.jp/catalog/290000000003.html
http://liyn-an.jp/catalog/200000100002.html
http://liyn-an.jp/catalog/490801317112.html
ここまで準備したら、こちらもお忘れ無く。
http://liyn-an.jp/catalog/452375400683.html
http://liyn-an.jp/catalog/452375400098.html
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編集後記
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『 官能審査 』という言葉をご存じですか?
官能 . . ....。 なんて言うと、へんな意味に取られそうですが、
基本的には、人間の五感で感じることを「官能」と呼びます。
もちろん、「この紅茶、すごく美味しい!」って思うことも「官能」。
ですから食品業界では、その食品を実際に人が食べてみて美味しい
かどうか、判定することを『 官能審査 』と呼んでいます。
早いはなし、紅茶の世界で言う『 テイスティング 』の事。
それを、日本語で、それも専門用語で言ったのが『 官能審査 』。
今、私は、ある食品研究所で「紅茶はどう淹れたら美味しいか」を
テーマに、官能審査を進めています。官能審査のあとは成分分析も
する予定です。
紅茶の抽出条件は、温度、抽出時間、空気、水質、茶葉の量から果
ては沸かすケトルの材質まで多岐にわたりますから、全容がつかめ
るのはいつのことか。
でも、一つ一つ、コツコツと実験していきますから、気長ぁぁ〜に、
そして楽しみに待っていてください。
ちなみに「テイスティング」は、「 Testing:試験する 」では無く、
「Tasting:味わう」ですから、間違えないでくださいね。
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責任編集:堀田信幸 有限会社リンアン
488-0837愛知県尾張旭市庄中町鳥居1820
TEL 0561-53-8403 FAX 0561-53-8405
http://www.Liyn-an.com/
E-mail info@Liyn-an.com
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〜意外と解けるかも?アメリカの小学生と英語対決!〜
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く問題に挑戦してみて下さい⇒ http://cgi.mag2.com/c/w/mag?id=728_060828
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