TITLE:  Liyn-an TEA TIMES No.204   Liyn-an TEA TIMES No.204  紅茶教室 第 Liyn-an TEA TIMES No.204  紅茶教室 第2期 募集   Liyn-an TEA TIMES No.204  紅茶教室 第2期 募集  新・紅茶のゴールデンルールErrors-To: mailmag-0000013455@error.mag2.com
DATE : 2006-01-13 13:32:21
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|       Liyn−an  TEA  TIMES   No.204         |
|                     by TEAS Liyn-an      発行 2006/1/13   |
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| ◆新? 紅茶のゴールデンルール  ◆                         |
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| ◆ 紅茶教室 第2期 募集 ◆                                |
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| ◆新? 紅茶のゴールデンルール  ◆                         |
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『 日本の常識は、世界の非常識 』

紅茶の世界には、これが多すぎます。

例えば、日本の紅茶の世界では、よく、「イギリスにはゴールデン
ルールが有って....。」と言われます。


その内容は、一般的には

  ・良質の茶葉を使う
  ・好みに合わせて茶葉を測る
  ・沸かしたての新鮮なお湯を使う
  ・ポットをしっかり温めて、グラグラの熱湯で淹れる
  ・ちゃんと長い時間蒸らす

こういったところでしょうか。
    でも、これって、当たり前すぎませんか?


本当にイギリスに「紅茶のゴールデンルール」と呼ばれる物が有る
のでしょうか?

こういう時は、ネット検索ですよね。
検索エンジン Google で調べてみましょう。

   http://www.google.co.jp/advanced_search

ここで 「すべてのキーワードを含む」に、    Golden Rule Tea  
を入れます。                               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「検索の対象にする言語」のプルダウンを開いて、  英語   を選択、
「 Google検索 」ボタンを押してみてください。     ̄ ̄

いくつかの検索結果が出てきますよね。
クリックして、そのサイトを見てみてください。

紅茶の淹れ方のページが出てきますか?



この検索をしても、紅茶のゴールデンルールを書いた英語のページ
は、殆ど出てきません。


ものの本によれば、イギリスの有名な家政書「ビートン夫人の家政
書」に書かれているのだそうです。


1836年、ロンドンで、ベンジャミン・メイソンとエリザベスの間に
に生まれたイザベラは、母の再婚などで17人兄弟という大家族で
育ちます。

優秀な編集者であったサミュエル オーチャード ビートン氏と結婚
した彼女は、間もなく彼の雑誌「The English Women's Domestic
Magazine:英国夫人の家事誌」にコラムを書き始めます。

そのコラムをまとめたのが、
『The Book of Household Management ビートン夫人の家政書』と
『The Englishwoman's Cookery Book  ビートン夫人の料理書』の
2冊の本です。

ともかく凄い本です。

家事が良い家庭を築くために如何に大切か、を説いた序章に始まり、
そのものズバリのタイトルの「THE MISTRESS. 主婦」という第一章。

その家の副指揮官として、家庭を守る責任者としての心構えを説い
た第二章の「The Housekeeper 家の管理者」

彼女はこの本を書いた後、28才という短命でこの世を去るのですが、
その本はその後も再版、改訂を重ね、今でも出版され、数百万部と
いうベストセラーになっています。

1,112ページもある本の中の、900もの料理のレシピ。

まさに、彼女はイギリスの主婦のカリスマ的存在なのです。


その本は、今、オーストラリアのアデレード大学のプロジェクトに
より、電子テキスト化され、ネットで読むことが出来ます。(英語)
http://etext.library.adelaide.edu.au/b/beeton/isabella/


紅茶に関しても、その知識は、その時代、19世紀の中頃としては、
驚異的で、お茶の成分のタンニン、カフェインから、茶の木の剪定
方法まで書かれています。

そのゴールデンルールの元となったビートン夫人が、紅茶のレシピ
(淹れ方)をどう書いたのか?
英文ですが、そのページを見てみましょう。

http://etext.library.adelaide.edu.au/b/beeton/isabella/household/chapter37.html

このページの上から1/4 ほど下がったところに「TO MAKE TEA」とい
う項目が出てきます。
英語の得意な方は、是非読んでみてください。


『 Five Golden Rules 』とまで呼ばれる美味しい紅茶を淹れる鉄則
が、、ここには. .....。


書かれていないようです。^^;
なんか違いますよね。大筋は似たようなものですが。

実は、日本で言われている「紅茶のゴールデンルール」は、このビー
トン夫人の記述から始まる美味しい紅茶の淹れ方を、日本の事情に
合わせて作り上げられたものだそうなんです。

その淹れ方の元は、たぶんこれでしょう。

     『Make a perfect Brew 完璧な抽出方法』
     http://www.tea.co.uk/index.php?pgId=11


イギリスのティーカウンシル(紅茶協会に相当する団体)のホームペー
ジに有る紅茶の淹れ方です。

ここには、7つの原則が書かれていますが、要約すると、日本で言
われている 5つのゴールデンルールになりませんか。


では、日本の紅茶協会のホームページのゴールデンルールを見てみ
ましょう。

さぁ、ここです。
     http://www.tea-a.gr.jp/dic/make.html


要約すれば、同じような意味なのですが. ...。

言われていた『 Five Golden Rules 』とは、ちょっと違いますねぇ。


いったい、「紅茶のゴールデンルール」とは何なのでしょうか?


と、探していたら、とうとうティーカウンシルのホームページに書
かれた  『紅茶のゴールデンルール』を、見つけました。

http://www.tea.co.uk/index.php?pgId=98」

このページの下から 1/5 ほどの所に、
      『 golden rules for tea making 』という項目が有ります。

ここには、イギリスの代表的な作家 ジョージ・オーウェルが、
1946年、イブニングスタンダード紙に掲載した「A Nice Cup of Tea」
という一編のエッセイが紹介されています。

       訳本「1杯の美味しい紅茶」朔北社 小野寺健 編訳
            http://www.sakuhokusha.co.jp/book/tea.htm


彼はそのエッセイの中で、彼自身のこだわりの淹れ方として、11
の黄金律(ゴールデンルール)を書いています。

彼の生誕100周年を記念して、2003年、イギリスの王立化学協会
が、「これこそ現代の完璧な紅茶の淹れ方だ」というプレスリリー
スを発表しました。

http://www.rsc.org/pdf/pressoffice/2003/tea.pdf


「少なくともその前30分、冷たく激しい雨の中を、重い買い物の
荷物を運ぶ(もしくは犬を散歩させる)ことは、良い結果をもたらし
ます(紅茶を美味しくさせます)。」

という事まで書いているこのプレスリリース辺りが、現代のイギリ
ス流の、ウィットに富んだ「紅茶のゴールデンルール」かもしれま
せんね。

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| ◆ 紅茶教室 第2期 募集 ◆                                |
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        ┌────────────────────┐
        ф  リンアン紅茶教室 第2期  受講者 募集  ф
        └────────────────────┘

9日、苦しみながらも何とか第1期の紅茶教室を修了させていただ
きました。

「ここをこうすれば良かった。」と思うことが多いのですが、その
反面、他の紅茶教室では知ることの出来ない深い部分までお話が出
来たのではないかとの自負もあります。

終了後のアンケートでも好意的なご意見を沢山およせいただきまし
た。本当に講師冥利に尽きると思います。

これも受講者の皆さまのおかげだと感謝しています。

さて、その皆様の声に力をいただき、第2期の紅茶教室を開催いた
します。

2月13日開講の予定です。
今のところ、カリキュラムは以下のようなことを予定していますが、
進行状況によって多少変更が有るかもしれませんので、ご了承くだ
さい。

基本的には、第1期と同じ内容の講座となります。


   〓 予定しているカリキュラム 〓
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 2/13  ◆紅茶って?   【紅茶の淹れ方:基本のストレートティー】
 ━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  19:00├紅茶の醗酵って、いったい、なんでしょうか?
   ↓  ├紅茶の製法は? 緑茶とどう違う?
  21:00├紅茶のグレードってなに?  誰が何の基準で決めてるの?
       ├そもそも「お茶」ってなんだ?
       ├ジャンピングって、本当に必要なの?
       ├ジャンピングの元の本には、本当はなんと書いて有るの?
       ├紅茶の美味しさは、**と **と **と *で、決まる。
       └だから、「美味しく淹れるためには、こうしよう!」


 3/13  ◆アイスティー 【紅茶の淹れ方:リンアン流アイスティー】
 ━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  19:00├アイスティーは何故濁る?
   ↓  ├濁らせないためにはどうするか?   急冷の落とし穴。
  21:00├実演、アイスティーの作り方3種類。
       │ └オンザロック法、2度取り法。
       │   └オンザロック法の欠点は?、2度取り法の欠点は?
       │     └だから、リンアン流の美味しいアイスティー。
       │           └この際、シロップも紅茶で作っちゃおう。
       ├美味しい水だし紅茶。
       └最初のアイスティーはセントルイス博覧会じゃ無いですよ。


 4/10  ◆ミルクティー 【紅茶の淹れ方:ミルクティーを美味しく】
 ━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  19:00├ミルクティーに向く紅茶はどれ?
   ↓  ├実は**で淹れると、ミルクティーが美味しくなる。
  21:00├ミルクに負けない紅茶の紅茶の抽出方法。
       ├美味しいロイヤルミルクティーの淹れ方は?
       ├美味しいチャイの淹れ方は?
       ├美味しいマサラティーの淹れ方は?
       └どんなミルクを使うといいの?


 5/15  ◆産地別の紅茶・紅茶のシーズン 【産地別紅茶の試飲】
 ━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  19:00├紅茶の種類はいったい何種類?。
   ↓  ├紅茶の主な原産国と主な産地の特長は?
  21:00├なぜ、産地毎に味が違うのか?
       ├なぜ、シーズンによって味が違うのか?
       └なぜ、ファーストは青っぽく、オータムナルは濃いのか?


 6/12  ◆紅茶とお菓子 【美味しいスコーンの作り方】
 ━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  19:00├デモンストレーション:スコーンの作り方。
   ↓  ├美味しい食べ方、焼きたてスコーンの試食会。
  21:00├謎! ビクトリア時代のティーメニューにスコーンは無い!
       ├スコーンの名前の由来、スコーンの歴史的背景。
       ├紅茶とお菓子のペアリング。
       └紅茶に合わせないお菓子達、何故合わせないのか?


 7/10   ◆紅茶とおもてなし 【ティーパーティーの開き方】
 ━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  19:00├アフタヌーンティーの由来とビクトリア時代のマナー。
   ↓  ├食器・カトラリー・クロス類の扱い方・選び方。
  21:00├「今日のお母さんは誰?」の意味は?
       ├お茶でのおもてなしって何だろう?
       ├お茶は、世界共通のおもてなし文化を持っている。
       ├紅茶のマナーのルーツは、日本の茶道に有り!
       └おもてなしの場合のお茶の淹れ方は?、サービス方法は?
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

= 紅茶講座  詳細 =

  ・会場    紅茶専門店 TEAS Liyn-an 本店 (愛知県・尾張旭市)

  ・受講費 6回分前納                \15,000-

           特定の講座だけを受講希望の場合    \4,500-/1回
           (満席の場合、特定の講座受講はお受けできません)

  ・最小開講人数 6名を予定
              6名以下の場合、開催を延期する場合がございます。


  ・定員   20名まで。

  ・毎回、紅茶とケーキが出ます。

申込方法
     http://www.liyn-an.com/school/lesson/
    このページのフォームで送信していただくか、店頭、お電話、
    またはFAXでお申し込みください。

    FAXの場合は、上のページと同じ内容をご記入ください。

    ご連絡いただいた内容は、厳重に保管し、紅茶教室に関係する
    ご連絡以外には使用いたしませんのでご安心ください。

    TEL 0561-53-8403    水曜日〜日曜日 12:00〜19:00
    FAX 0561-53-8405     24時間 OK

お支払い方法
  店頭でお支払い:
    当日までに現金でお支払いください。

  銀行振込、郵便振替:(前納制)
    開講5日前までにお近くの銀行郵便局からお振り込みください。
    送金手数料はご負担ください。
    お支払いいただいた受講料は、受講者の都合による欠席の場合
    には返却できませんので、ご了承ください。


講義終了後にいただいたアンケートのご希望は、今後の講義に活か
すと共に、講義の中でお応えできない物に関しては、単発の講座を
設けようと思っておりますので、こちらもお楽しみに。


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編集後記
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「どうなるのだろうか」と、思いつつも、リンアンだからこそ出来
る講義を、と、張り切った紅茶教室。ともかく無事に第1期を終了
できました。

ほんと、今までいろいろ調べてメールマガジンなども書いてきたの
ですが、講義の資料を作っていると、改めて調べ直さなければいけ
ないことが、実に多かったことか。
今回の教室は、私自身にとっても本当に勉強になった 教室でした。

例えばアフタヌーンティーの起源についても、ベッドフォード公爵
夫人の話は、エピソードとしては非常に面白いのですが、「1人の
夫人がおなかが好いてケーキとサンドイッチを食べたくらいで、イ
ギリス中に流行るわけが無いじゃないか。」と、調べ直したら、
1935年にユーカースさんによって書かれたお茶の百科辞典とも言え
る本「All About Tea」に、既に17世紀の戯曲に見ることが出来る。
と書かれていました。    やっぱり。^^;

その、1691年(1962年?)に書かれた イギリスのトーマス・サザンの
戯曲「妻たちの言い訳」の古本をイギリスの古本屋で見つけました。
もちろん、その場で、注文。どんなことが書かれているのか、今か
ら楽しみです。
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                        責任編集:堀田信幸 有限会社リンアン
                        488-0837愛知県尾張旭市庄中町鳥居1820
                        TEL 0561-53-8403    FAX 0561-53-8405
                                     http://www.Liyn-an.com/
                                     E-mail info@Liyn-an.com

☆Oooo.... 紅 茶 通 信 ☆ Liyn-an Tea TIMES ....ooO☆
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