TITLE: Liyn-an TEA TIMES No.112 ダージリンセカンドフラッシュ & アッサムの茶摘み風景Errors-To: mag2from@rabbit.tegami.com
DATE : 2001-08-12 23:56:57
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|Ooo.....oooO☆ 紅 茶 通 信 ☆Oooo.....ooO|
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| Liyn−an TEA TIMES No.112 |
| by TEAS Liyn-an 発行 2001/8/12 |
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| ダージリン セカンドフラッシュ 販売価格決定! |
| インド紀行 Vol.7 |
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| ダージリン セカンドフラッシュ 販売価格決定!
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お待たせいたしました。2001年産ダージリンセカンドフラッシュの
価格を決定しました。
まだ、販売サイトは更新されていません。明日13日中には更新の予
定です。更新出来次第受付を開始しますが、発送は24日以降となる
場合が有りますので、ご了承ください。m(_ _;)m
CHAMONG 2nd 100gレギュラーパック \2500-
CHAMONG 2nd 35g ミニパック \960-
RUNGLEE RUNGLIOT 2nd 100gレギュラーパック \2200-
RUNGLEE RUNGLIOT 2nd 35g ミニパック \900-
MARYBONG 2nd 100gレギュラーパック \2000-
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| インド紀行 Vol.7
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朝食の後は、お願いをして、茶摘みの現場を見せていただきました。
アッサムの茶摘みは多くの茶園で、伝統的な日傘を被って茶摘みを
するようです。(そうでない茶園も多く有ります。)この辺りは、暑
いことに加え、東南アジア、中国雲南省辺りにも近く、そのあたり
の文化が入り込んでいる証拠ですね。
http://liyn-an.com/india/Image17.jpg
http://liyn-an.com/india/Image67.jpg
アッサムの茶園の特徴にシェイドツリー(日陰樹)が有ります。
これは木によって日影を作ることにより、茶の収量を増やすとして、
昔は紅茶の茶園ではどこでも見られた風景なんですが、シェイドツ
リーが無い方が、害虫の発生が減り、収量が増えるという場合も有
り、低地の茶園以外では少なくなっています。
とは言っても、スリランカでもダージリンでも、まだまだ有ります
ね。
このシェイドツリー、アッサム種を発見したブルースが、森を切り
開いて茶園を作るのですが、切り残した木の回りの収量が多いと言
うことから採用されたといいます。
そしてここは、アッサムでも最も歴史が古く、そのブルースがいた
茶園です。さすがに古くからあるシェイドツリーは、巨木と化して
いました。この写真を見てください。まるで森の中の茶園ですよね。
http://liyn-an.com/india/Image68.jpg
写真を取っているうちに昼食の時間となりました。茶摘みの女性た
ちが頭に摘んだ茶葉を載せてトラックの所にやってきます。
http://liyn-an.com/india/Image69.jpg
茶葉は計量され、賃金が決まります。
http://liyn-an.com/india/Image18.jpg
監督をする女性に苦労話を聞いてみました。「休憩時間が終わって
も木陰に隠れて休んでいたりするんですよ。」とか、「日によって
来ない人も多いの。」とか、おもしろい話が聞けました。
給与は基本的に週給で、金曜日に支給されます。そして、土曜・日
曜はお休みで、月曜から摘み始めるのですがぁ。懐が温かい月曜日
は休みが多いとか。^^; 分かる話ですよね。
車から降りた瞬間に感じたのは「あ、暑い!」。^^;
その暑さの中で茶摘みをするのですから、水分補給は欠かせません。
手押しのタンクローリーに水と、お茶(のようなもの)が準備されて
いました。そして、その上には塩が。
http://liyn-an.com/india/Image70.jpg
汗となって出て行くのは、水分だけでなく、塩分も出て行きます。
ですから塩分を取らずに水分だけを取っていても、脱水症状になっ
てしまうんですね。だから水の所には、ちゃんと塩も準備して有り
ました。
こうやって摘まれた茶葉は、日に3回トラックで工場に運ばれ、最
後は自分たちで工場まで運ぶんですよ。
http://liyn-an.com/india/Image19.jpg
さて、私達も食事のためにバンガローへ戻ります。
で、午後は、近くの寺院を見学させていただきました。
前夜「近くにテンプルが有るから、見に行くか?」と聞かれたので、
気軽に、「ええ、見せていただきます。」と、答えておいたのです。
それがそれが、こんなに面白くなるとは。
寺院は、ジャイプール茶園のすぐ近くにありました。
和尚様はタイランドから来ているそうで、庭の塔などもどこかタイ
風です。
http://liyn-an.com/india/Image21.jpg
本堂はコンクリート作りで、ご本尊の他は特に仏教寺院の物は有り
ませんあいにく和尚様はお出かけ中で、少し待たせていただくこと
にしました。
相手をしてくれたのは、この寺院のある村の出身の若いお坊さんな
んですが、私達日本人とそっくりな顔をしているんです。
実は、この村は、少数民族のタイ族の村だったのです。
タイ族は、古くは中国南部に住んでいた民族で、6世紀頃から東ア
ジア各地に移住を始めた民族なんです。現在のタイランドは、そん
な移住した人達が作り上げた国なんですね。
タイ族の人達は、タイランドはもちろん、ベトナム、ミャンマー、
そして東は、このアッサムまで来ているのです。
13世紀、アッサムに移住してきたタイ族系の民族がアホム族で、
アホム族は、アッサムに、アホム王国という王国を築き上げます。
そのアホム王国は、イギリス人がアッサムを統治するようになるま
で、600年間もの間、ここデブルガールの隣のシブサガール地方
に都を築き、アッサムに君臨していたのです。
ここにシブサガールの史跡を中心とした案内があります。
http://www.travel2neindia.com/t2assam/assam-sibsagar.htm
いまでも立派な宮殿跡が残っています。
紅茶の本を読むと、ブルースは、ジャングルの奥地まで入り込み、
原住民の村を訪ね、アッサム種を発見したように思えるのですが、
そのアッサムにはちゃんと文明を持った王国があったのです。
ただ、アホム族の移住の後からもタイ族の人達は移住してきていま
すから、たぶんこの人たちは、後から来た人達でしょう。
ゲストブックを見ると、なんと、ここまで、日本人も来ていました。
読んでみると、どうもバックパッカーの方のようです。
数年前から入域許可がいらなくなったとはいえ、ここまで来ている
日本人がいるのですね。(^_^;)
そんなこんなしているうちに、和尚様が帰ってこられました。
少しお話をさせていただき、お参りをしたあと、ぐるっと村を見せ
ていただきました。
こちらがタイ族の皆さんの高床式の家です。家の下には家畜が飼わ
れています。
この家の形式は、茶の源流調査で訪れた中国雲南省のタイ族の皆さ
んの家の造りと、全く同じでした。思いもかけずに懐かしい風景を
見たのでした。
http://liyn-an.com/india/Image22.jpg
家の周りには、エリカナッツ(檳榔・ビンロウ)の木が植えられてい
ます。東アジアの各地には、この木の実に、いろんな葉やスパイス
を加え、石灰をつけて噛む習慣があります。
お茶は嗜好品です。では、アジアのお茶の前にはどのような嗜好品
を好んでいたか。それがこの檳榔(ビンロウ)であり、お茶が普及す
るに連れて檳榔が廃れていく。
と言うのが、「アッサム紅茶文化史」や、「茶の民族誌」を書かれ
た元愛知大学教授、松下智先生の説なんです。
松下先生は、少数民族の村に調査に行くと、必ず「お茶が好きか、
檳榔が好きか?」と、聞いて回ります。(^_^;)
で、私も思わず聞いてしまいました。「檳榔はよく噛むんですか?」
案内をしてくれた若いお坊さんは、特別に嬉しそうな顔で「はい、
よく噛むんですよ。」と答えてくれました。
なんか、インド紅茶紀行というより、アッサム文化歴史解説のよう
な雰囲気ですね。(^_^;)
でも、それだけ、この美味しいジャイプール茶園の紅茶に惚れ込ん
でいるんです。そしてそれを作り上げてきた人たちに、その歴史に
果てしないロマンを感じているんです。
そんなアッサムジャイプール茶園の紅茶を飲んでみませんか?
と、またには宣伝文句も書いて、次号にしましょう。(^_^;)
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編集後記
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さて、明日は Liyn-an Tea Club の日です。
水によって紅茶がどんな風に風味を変えるのか。私自身もどんな結
果が出るのかワクワクしています。
水は5種類買ってきました。それに各地の水道水が4〜5種類集ま
ります。結果はまた 紅茶通信 ☆ Liyn-an TEA TIMES でお知らせし
ますから楽しみにしていてくださいね。
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責任編集:堀田信幸 有限会社リンアン
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