TITLE:  紅茶通信 ☆ Liyn-an TEA TIMES 紅茶通信 ☆第4号
DATE : 1999-05-23 07:30:00
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Ooo......oooO☆ 紅  茶  通  信 ☆Oooo......ooO

         Liyn−an  TEA  TIMES  Vol. 04
                                            発行 1999/05/23
....................  by TEAS Liyn-an  .....................
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リンアンはどうしてダブルポットで紅茶をお出しするのか?
【リンアンでしか買えない紅茶】チャモン・ファーストフラッシュ
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みなさん こんにちわ。

この号はダブルポットのお話しです。本当は第2号で書きたくて、
スペースがなくて書けなくて、第3号で書く各予定が、チャモン
茶園から届いたファーストフラッシュの美味しさに、突然、号外
的に出しちゃって(^^;;。やっと、書きますね。
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ダブルポットのお話し
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イギリス式の紅茶の淹れ方に、大きく分けて二つの方法がある事を
ご存じですか?。それは、ダブルポットと、シングルポット。

1のポットで抽出して、サービス用の2のポットに茶葉を抜いて、
お出しするのがダブルポット。
2のポットを使わずに、茶葉が入ったままでティーストレーナーを
使ってカップにそのまま注ぐのがシングルポット。

普通、紅茶専門店や、ちょっと格好をつけた喫茶店では、シングル
ポットで、回転茶漉しが付いて出てきますよね。時には砂時計が付
いて。あれって、経営面から見ると、非常にいいんですよね。手間
はかからないし、渋くなっちゃってもお客様のせいだし(^^;;。
ダブルポットだと、ホント、手間です。その上、紅茶は嗜好品だか
ら濃さの好みはお客様によって違うし....。

でも、リンアンではダブルポットで紅茶をお出ししています。
これはお茶の文化を大切にしたいためなんです。お茶のおもてなし
の文化を大切にしたいからなんです。
イギリスのティールームでも、ちゃんとしたアフタヌーンティーな
ら、お客様にティーストレーナーを付けて紅茶をお出しするなんて
事は、絶対にありませんよ。

なんて書くと、「ウッソ〜〜〜。どこでも茶漉しが付いてきたよ。」
って反論する人がほとんど、いや、全員でしょうね(^^;;。

そうです。イギリスのティールームでは、フォートナム&メイスン
でも、サボイでも、リッツでも、体験した限りの全てのティールー
ムでは、必ず茶漉しが付いてきました。
でも、それだけで断定するのは、表面を見ているに過ぎません。

どこのティールームでも、1テーブルに1ポットか2ポット。で、
そのポットに一つ、茶漉しが付いてきます。そして、イギリスの人
は必ずこう言います。「今日のお母さんは誰?。」

これが重要なんです。ここでお母さん(おもてなし役)と、お客様
を決めるんです。そして、お母さんは責任を持って、お客様のお茶
を淹れるんです。お客様役は茶漉しを使いません。
ですから、イギリスのどこのティールームでも、お客様に茶漉しは
出さないと言う訳。

アフタヌーンティーは、ビクトリア女王が奨励した社交のための
ティーパーティーなんです。
(第1号に書きましたから、まぐまぐでバックナンバーを読んでね。)
http://bigbeat.tegami.com/~mgsearch/frame.cgi?id=0000013455

現在でも、その文化は脈々と続いています。ですから、リンアンも、
アフタヌーンティーはティーパーティー、と思っていますから、御
二人様からしか注文できません。一人じゃパーティーじゃないです
からね。

で、このビクトリア時代にどんなお茶の淹れ方をしていたかが問題
なんですね。イギリスのお茶の文化は、ビクトリア時代に完成して
います。ところが、このビクトリアンティーの文化を書いた本が、
実に少ない。殆ど無い(;_;)。

リンアンの蔵書の中では、飯田深雪さんが16年前に書かれた本で
「ティー 紅茶でのもてなし・講談社版」と言う本と、アメリカの
ビクトリア誌が連載した記事をまとめた 「THE CHARMS OF TEA」と
いう本しかないですね。

飯田深雪さんは、戦前に外交官の妻として印度やイギリスやパリで
暮らしていらっしゃいます。まさに、ビクトリアンティーが社交の
道具として健在だった頃のティーパーティーを、日常の事として、
体験している貴重な方です。たしか、現在95歳で御健在です。

この本のおもてなしのお茶の淹れ方は、完全にダブルポットです。
そして、その作法は、本当に茶の湯に似ています。お客様の前で、
主人がカップを温め建水にこぼして、お客様に好みを聞いて、好み
にお茶を淹れるんです。
リンアンのおもてなしの基本は、正に、ここにあります。

「THE CHARMS OF TEA」では、主人の代わりの女性が、同じように、
お客様の好みを聞いて、カップにお茶を注ぎます。
ビクトリア時代も現在も、イギリスでお客様に茶漉しを渡すことは
ないのです。そうそう、「THE CHARMS OF TEA」はパルコ出版から
「英国の紅茶とお菓子」という題で、訳本が出ています。わたしは
こちらで読みました(^^;;。

ところが、日本では、「今日のお母さんは誰?」の文化がありませ
ん。茶漉しを付けて出すか。ダブルポットで出すか。随分悩みまし
た。結局、最終的に決めたのは、家でお客様に紅茶を出すときは、
どこの家でも絶対にお客様に茶漉しを付けて「勝手にやってよ。」
なんて出さない。という事なんです。失礼ですよね。これって。

ですから、リンアンではどんなに手間がかかっても、ダブルポット
でお出ししています。

これは、シングルポットで茶漉しを付けて出すスタイルを否定して
いるのではありません。お客様がお店に来て「自分のために飲みた
い。」場合は、移りゆく紅茶の表情を楽しんでほしいですよね。
ですから、これはお店のコンセプトの問題です。リンアンではおも
てなしを大切にしたいからダブルポットでお茶を出します。
もし、リンアンが次のお店を出すなら、自分のために気楽に飲める
お店を出します。が、まずはお茶の文化をしっかり伝えるお店を出
したかったのです。

もう一つの理由があります。リンアンでは例えばアフタヌーンティ
なら、2時間くらいはゆっくりとお茶を楽しんで欲しいと思ってい
ます。そうしたら、どんなお茶でも渋くて飲めないですよね。だか
ら、茶葉を抜いています。

イギリスではどうかというと、どんなに置いておいても渋くなりま
せん。濃くなるだけです。これは硬水を使っているからなんです。
濃くなるだけならお湯で薄めればいい。だから、必ずお湯が出てき
ます。あれは、2煎目を出すためじゃないですよ。濃くなったお茶
を薄めるためですよ。だから必ずカップにお茶を入れてから、薄め
ましょうね。そうしないと濃いお茶を飲みたい人が飲めませんから。
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チャモン・ファーストフラッシュ
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CHAMONG DJ-5/99 は、お蔭様でたくさんの御注文をいただきました。
御注文のお客様、本当に有り難うございました。

お茶は御手元に届きましたでしょうか?。発送メールから数日経っ
ても届かない場合は、遠慮無くメールをくださいね。即、代替え品
を発送しますからね。そして二つ届いちゃったら、送料着払いで、
送っていただければいいですからね。

美味しかったでしょ。「美味しい!。」と思ったら、是非、リンア
ンのメッセージボードに書き込んでくださいね。
http://mcgi2.nifty.ne.jp/cgi-bin/thread.cgi?user_id=PXC02137
そして、メッセージボードで盛り上がりましょう!。

チャモンの説明を読みたい方は第2号・第3号を御読みください。
バックナンバーはこちらから。
http://bigbeat.tegami.com/~mgsearch/frame.cgi?id=0000013455


まだ、今年はファーストを飲んでいない方。リンアンが自信を持っ
ってインドから輸入したファーストフラッシュを注文しましょう(^^;。
見たい方、画像はここにあります。
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【今回は特別、送料無料!】です。

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  CHAMONG DJ−5/99 100gレギュラーパック \2500-

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  発注シート
茶葉:CHAMONG DJ-5/99  100gレギュラーパック
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支払い方法:銀行振込
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今回は送料を無料にするために、郵送となりますので、お支払いは
代引き発送が使えません。m(_ _)m

他の茶葉  http://member.nifty.ne.jp/Liyn_an/mailshop.htm  も
同時発注の場合は、代引き発送もお請けいたします。
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編集後記
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今回も長くなっちゃいましたね。m(_ _;)m
お茶の文化の話となると、つい、熱が入っちゃうんです(^^;;。
大学の先生に付いて行って、中国。雲南の奥地、車で入れない奥地
の少数民族の村まで、お茶の文化の調査に行ってしまうほど、お茶
の文化が好きなんですから。(この話は、いつか書きますね。)
次は、何を書こうかな。こんな話、聞きたいな、読みたいな。って
言う人は、どんどんメールでも、メッセージボードでも書いてくだ
さいね。知ってることはどんどん書きますからね。
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            責任編集:堀田信幸 有限会社リンアン
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