|
イチジクの木全体を見ると、こんな風に栽培されているんですよ。
でも、この縦に伸びた枝は、なんと、今年一年で伸びた枝なんです。
その、今年伸びた枝に、こんなにたくさんのイチジクが実をつける
んです。
イチジクの木は、地面から出てすぐに横に伸ばされ、腕木となりま
す。その腕木から毎年、枝木を伸ばして実をならせるんだそうです。
「ほら、ここから伸びたのが、今年の枝木。」と説明してくれる谷
口さんです。
イチジク畑は、鳥からイチジクを守るために、完全に網のかかった
中にありました。鳥は、本当に美味しい物を良く知っていますね。
網の中に入っていって、どこだ?完熟のイチジクは?、と、見つけた
のがさっきの写真なんです。
実は先ほどのイチジクは、ほんと美味しそうですが、完熟ではない
んですね。今回取材させていただいたのは、朝だったんですが、既
にその日の収穫は終わっていました。
ですから完熟少し前のイチジクなんです。(^^; m(_ _;)m
でも、谷口さんの話では、皆さんがスーパーで見かけるイチジクは、
もっと早く収穫したイチジクなんだそうです。
普通のイチジクは、収穫されると、農協のトラックに積まれて一旦、
農協の冷蔵倉庫に保管されます。そして翌日の青果市場へ出される
んですね。そして仲買人の皆さんが買い付けて、更に翌日に初めて
スーパーに並ぶのだそうです。
つまり、出荷から、店頭に並ぶまでに2日かかります。ですから、
痛みの早いイチジクは、完熟の2日前に出荷されるんです。
でも、谷口農園のイチジクは、地元の農協にしか出荷しませんから、
朝収穫したイチジクが、その日のお昼には店頭に並びます。
だから美味しいんですね。
果物は、自分自身が美味しくなって、動物に食べてもらうことでそ
の種子を遠くに運び、種の保存をはかってきたわけです。
ですから、木の上で完熟した果物が、当然美味しいんですよ。
で、リンアンでジャムになるイチジクはこちら。
ね、スーパーで売っているイチジクと、全然違うでしょ!。
農協の店頭に並ぶイチジクとも違います。熟しすぎちゃったくらい
に完熟で、はち切れたイチジクがリンアンのジャムになるんです。
だから、美味しいんです。
そして、その完熟の美味しさを最大限に活かすために、水あめや
ペクチンを添加しません。
市販のジャムの殆どが、ジャムらしい粘りを出すために、水あめ
とペクチン(ゲル化剤)を使用しています。
ペクチン自体は、果物も持っている成分ですから、健康に害は無い
のですが、やっぱり美味しさには差がでますよね。
リンアンが入れているのは、グラニュー糖と、味を整えるための、
レモン果汁だけ。レモン果汁も、新鮮なレモンを、その場で絞って
入れています。
そして、新鮮な美味しさをそのままビンに詰めるために、その日の
うちにジャムにします。
つまり、木の上で熟しすぎたくらい熟したイチジクが、取ったその
日のうちにジャムになるんです。だからおいしいんです。
以上の記事は2000年の記事ですが、今年2001年も、8月16日から完熟朝採りイチジクが入荷し始めました。
早速ジャムに加工して、販売再開します。(2000/8/16)
ご注文はこちらから。
取材:JAMS Liyn-an のジャムおばさん"温子"
|