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これは、2000年1月29日から2月5日の、スリランカの茶園の旅の記録です。 |
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2000/2/15〜6/10 にかけて、『 紅茶通信 ☆ Liyn-an TEA TIMES 』に掲載した文章です。 スリランカ茶園ツアー その15 ----------------------------- とうとうやって来ました。憧れの、アイスラビーエステートバンガ ローです。前回は、食事に招待されただけだったんですが、そのあ まりの素晴らしさに、泊めていただくことを夢見ていたバンガロー なんです。 サーバントのカンディアハウプも、まだ元気で、私を出迎えてくれ ました。そして、しっかり私の顔を、覚えていてくれました。 もちろんマネージャーのティラークも、しっかり私の顔を覚えてい てくれたんです。そして、凄く嬉しいことがありました。 なんと、私が写したこのバンガローの写真を、大事に額に入れて、 飾ってあったのです。こんな嬉しいことはありません。本当に大感 激しました。 参加した他のメンバーも、あまりの素晴らしさに目を見張っていま す。隅まできちんと手入れされた部屋、ベッドルームなんて、1部 屋で、リンアンの店より広いんです。本当に(^^;。 「言うより、見せて!」ですよね(^^;。では、まずこちらから。
ホールでくつろぐ北村さんに黒川さん。 お茶を仕事にしている人と、これから 仕事にしようとしている神戸コンビで すね(^^;。 こちらは、2年前に写した写真ですが、是非、ご覧ください。 ![]() 到着して、歓声を上げながら部屋を見て回り、女性優先で、ベッド ルームを決めて、ホールに集まります。 2年前に来たときから、何人の日本人が、ここアイスラビーバンガ ローを訪れているんだろうかと思って、ゲストブックをめくってみ ました。が、誰もいないんです。少なくともこの2年間に、ここを 訪れてサインした日本人はいない。 こうなると気になりますよね。有るゲストブックを1967年まで全て めくって調べてみました。結果、これまで日本人は10人くらいしか 泊まっていないのです。紅茶で有名な方は、研究者として有名な、 山西貞先生くらいです。やはり、ここは特別な関係の人しか泊めな い所なんですね。私もローハンという強いパートナーがいるからこ そ泊めて頂けるんです。 気がつけば、回りは、アラック(椰子の蒸留酒)で盛り上がってます。 世間話から始まって、仕事の話になったり、世間話に戻ったり、そ うこうしているうちに、「キャンディでは、ハンターナに泊まった んだが、Mr.Hottaの友人で、Shirakiという紅茶を作っている日本 人が来たんだ。知ってるかい?」と、マンガ「美味しんぼ」に出て くる白城さんの話になりました。 「Shiraki?」「ファーストネームは?」「Ken-Shiraki Mr.Ken- Shiraki」「Ken???」「もしかして、イチゴの栽培をしていたKen- Shirakiじゃ無いのか?」「そう!そのKen-Shirakiだ。」 実は白城さんは、最初は、イチゴ栽培の農業指導のために、スリラ ンカへ来たのです。 「私は、Ken-Shirakiと、イチゴ栽培の仕事をしていたんだよ。」 と、ティラークが言い出したんです。「エッエェ〜〜!!。」 ビックリです。リンアンでお会いした白城さんと、スリランカで再 会できたのも、感激だったのですが、まさか、アイスラビーのティ ラークが、白城さんと一緒にイチゴを育てていたとは!。 「Mr.Shirakiに、ここへ遊びに来いよと伝えてくれ。」と伝言され ました。もちろん、帰ってから白城さんに伝えました。白城さんも、 「まさか、そんなところで繋がろうとは!」(^^;;;;; 本当に世界は狭いものです。 世界は狭いというと、話は飛びますが、もうひとつ。 北村さんが宝石を買ったコロンボの宝石商のイシュファミさんが、 なんと、リンアンをオルゴール好きにしてしまった桑名のオルゴー ル博士・水谷さんの友人だったのです。本当に世界は狭すぎる(^^;。 そんな、こんな長〜〜い話が終わって、12時近くになってやっと 食事です。もちろん専用のダイニングです。
見ていただけば判りますが、ちゃんとサーバントがサービスしてく
れて、本当に夢のようです。使われている食器だって、素晴らしい。
例えばナイフとフォームにしても、さすがに全員の分が揃っている
わけではないのですが、全て銀製。アンティークショップにしか並
んでいない様なナイフとフォークなんです。正に歴史を感じさせま
す。もちろん、食事は旨い!。正直な話、スリランカで 1、2 を争う 一流ホテルの、ホテルオーベロイよりも遙かに美味しい。ここの食 事をレストランに例えれば、ホテル***の食事は、スーパーの総 菜に思えてしまいます(^^;。
食後のティータイムが、また優雅!!。 ここは、ホールとも、ダイニングとも違うリビング。食事の後で暖 炉の燃えるリビングでのナイトティーですよ!。もう、本当にイギ リスのお金持ちになった気分です。 正にそうなんです。 もともと、茶園は、植民地時代にイギリスのお金持ちが作ったもの ですから、そのゲストハウスも素晴らしいのです。そして、このア イスラビーの工場やゲストハウスは、今では数少なくなった、イギ リス人オーナーの所有ですから、管理もしっかりされているのです。 朝早く、庭を散歩しました。良く手入れされた芝生が見事です。遠 くに茶摘みに出掛ける女性たちの声が聞こえます。 庭の横にはコーヒー園があります。「スリランカでコーヒー??」 と思われるかもしれないですね。でも、元々、スリランカで始まっ たのは、お茶のプランテーションではなく、コーヒーのプランテー ションなのです。それが、アフリカから風に乗って運ばれてきた錆 病の菌によって全滅し、茶園に変わったのです。ですから、意外に あちこちでコーヒーの木を見ることが出来ます。
散歩から帰ると、ティラークも一緒になっての朝食です。朝食は、始めにフルーツが出てきました。もちろん完熟で美味しい。 「こういう風に、フルーツが最初に出てくるのが、伝統のイギリス 式なんだ。ここは、彼みたいな老練なサーバントがいるからちゃん とイギリス式で出てくるけど、若いサーバントだけの所じゃ、これ が出来ないんだ。」と、ローハンが教えてくれました。 トーストも正にイギリス式です。小さいサイズの薄焼きトーストが、 トーストスタンドで出てきます。でも、気に入ったのはロッティ。 直径10cmくらいの素朴なパンケーキなんですが、何故かこれが美味 しい。焼き立てにバターをつけて、何枚もお変わりをしてしまいま した。 食事も終わって、ティラークと再会を約束して、いよいよ憧れのア イスラビーバンガローとも、お別れです。 2年前に来た時には、大量の蝶が、尽きることなく風に乗って流れ ていました。今回も流れる蝶を楽しみにしていたのですが、残念な がら見る事が出来ませんでした。ティラークに聞いたら、「蝶は5 月だよ。」と教えてくれました。あの時は運がよかったのですね。 そして、今頃アイスラビーのバンガローは、流れる蝶に囲まれてい るのでしょう。 では、また、次号で(^^;。 |