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これは、2000年1月29日から2月5日の、スリランカの茶園の旅の記録です。 |
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2000/2/15〜6/10 にかけて、『 紅茶通信 ☆ Liyn-an TEA TIMES 』に掲載した文章です。 スリランカ茶園ツアー その11 ----------------------------- さて、服も着替えてリビングへ。なんと、このツアーの言い出しっ ぺの北村さんは、チャイナドレスでご登場!。 参加者のメーリングリストで「私が2年前に行った時には、茶の湯 を披露してすごく好評でした。」という話から、中国茶の講座も主 催している北村さんが、「それなら私が茶芸を。」という話になっ ていたのです。
簡単な茶芸セットでも持っていらっしゃるかと思っていたら、チャ イナドレスまでとはぁ。さすが女性ですね。 で、飲んでいただいたのは、どのお茶でしたっけ(^^;;。北村さん。 去年行かれた武夷山の写真を見せたり、飲んでから、「おいしかっ たよ。ありがとう」の意味で、机をコンコンコンと、3回叩くのだ とかいう話で盛り上がりました。 特に驚いていたのは、大紅袍が、オークションで、20g250万円 の値段をつけた話(^^;;。これって、マニアのうちでは有名な話なん ですが、初めて聞いた人にとっては、日本人でもびっくりしますよ ね。 茶芸も済むと、やっぱりアラック(^^;;。椰子の樹液の蒸留酒です。 お酒も入って話が弾むんですが、ローハンがピアノを弾き始めまし た。ここには立派なピアノもあるんです。 テレビもオーディオも立派だし、マネージャーのラルーは品がよく、 本当にフレンドリーなんですが、ただ者ではない雰囲気なんですね。 ローハンの弾き語りは、ポピュラーミュージックの定番曲ばかり、 片言の英語や、ハミングでの合唱が始まりました。
ラルーが持ち出してきたギターは、ギブソン。マニアが涎を垂らし そうなギターです。スリランカの達人、村上さんも、ほんと、欲し そうでした。私や村上さんがギターを抱えれば、歌いたくなるのが、 フォークソングですね。何年ぶりに歌ったのでしょうか。若き頃の 思い出の「受験生ブルース」なんて(^^;;。 歌も一通り歌って、ラルーがスイッチを入れたオーディオから流れ 出したのはムードミュージック。場所は、100年の歴史を持つイ ギリス式のリビング。明かりもほのかなスタンドだけです。いやで もムードが盛り上がりますよね。 ラルーとローハンが、踊り始めました。すばらしいソシアルダンス です。もちろん、ラルーとローハンは、女性陣を誘います。 初めは尻込みしていた女性たちも一人、一人と連れられて踊り始め ました。また、ラルーのエスコートが上手いんですよ。 ステップを一つ一つ教えると、女性たちもすぐに踊れるようになり した。 大阪箕面市で、紅茶のお店を開店予定の黒川さんは、今までの人生 で、最高の誕生日になったようです。 そうでしょ、スリランカの茶園で、誕生日のダンスパーティーです よ。信じられないような幸せな誕生日だったんでしょうね。
さて、踊りまくって、乗りまくったローハンがささやきました。 「トラディッショナルキャンディアンダンスを踊るからね。」と、 部屋へ準備に戻ります。しばらくして現れたローハンの格好はぁ。 上半身裸、腰にはスリランカ風のスカート、頭に布を巻いて、手に 持っているのは籠。まるで「どじょうすくい」の格好そのまま(^^;。 たしかにキャンディアンダンスの格好ではあるのですが、どう見て も「どじょうすくい」そのままなんですよ。踊りまでそっくり!。
まさか、スリランカの茶園まで来て茶園オーナーのどじょうすくい を見せていただくとは。「こうなったら、日本のどじょうすくいも」 と、村上さんといきり立っていたんですが、踊れる自信がない(^^;。 今度来る時までには、「ピアノと、ギターと、ソシアルダンスと、 どじょうすくいが出来るようにしておかねば。」と思ったのでした。 そうそう、キャンディアンダンスから話が進むうちにローハンが言っ たのは「ラルーはキャンディー王家の子孫なんだよ。」「王家の鎧 も有るんだよねぇ。」って、ラルーの方を見ます。 「エッエェ〜〜。」どうりでどこか気品のある人だと思いました。 ということは、さっきのシュチュエーションは、「王様と私」で、 王様とダンスをする場面そのままだったってことですよね(^^;;。 しっかり歌って、しっかり踊って、しっかり笑って、時間は深夜の 12時。そう、ディナーの時間です。 ここラデラのダイニングがまたいいんです。本当にお客様を持てな す心が満ち溢れているんです。照明は本当に暗く、テーブルのセン ターにキャンドルが。
キャンドルをこんなに効果的に使っているのを、他では見たことが
ありません。それに、壁の暖炉では、薪が燃えているんですよ。
こんな雰囲気の中で、サーバントがサービスするディナーなんです。 雰囲気は最高!。食事は、イギリス式とスリランカ料理が上手く融 合しているといった感じです。もちろんおいしい。今回は女性陣が 多かったこともあって、辛さは控えめでした。本当に、幸せな食事 でした。で、キャンディ王家の末裔、ラルーはこの方です。
12時からのディナーが終わっても、茶園のおもてなしは終わらな いんです。食後のお茶があるんです。でも、今度は私の出番です。 ラルーもローハンも、茶の湯を楽しみにしていてくれるんです。 私もそれが判っていますから、ちゃんと茶の湯のセットをトランク に入れてきました。ポットに、ボイルドウォーターを持ってきても らって、抹茶をごちそうします。やはり、抹茶もいいですねぇ。 さて、やっと、お開きになったのが1時半ごろ。でも、ローハンや ラルーの抹茶への興味は尽きません。私が部屋に帰ったのは、結局、 2時を回っていました。がローハンとラルーはそれからも延々と(^^;;。 でも、朝7時には「コンコン」で、サーバントがモーニングティー を運んでくるんですからね。 朝も同じダイニングでおいしい食事です。どこの茶園でも、ホテル の食事よりおいしいと思ったのは、私だけじゃないと思います。 さて、朝食も済んでラルーの案内で行くのは、リンアンで輸入して いるディンブラのるマタカレー茶園と、スリランカ茶業試験場なん ですが、長くなったので次回にしましょうね。 |