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これは、2000年1月29日から2月5日の、スリランカの茶園の旅の記録です。 |
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2000/2/15〜6/10 にかけて、『 紅茶通信 ☆ Liyn-an TEA TIMES 』に掲載した文章です。 スリランカ茶園ツアー その6 ---------------------------- さて、話を続けましょう。車は、いざ、茶園へキャンディーへと走 り出しました。シーギリアからキャンディまでは約90Km。国道 6号線をダンブーラまで戻って、今度は9号線で走ります。 シーギリアもキャンディもスリランカの観光地。という事は、観光 客目当てのお店があります。お土産を買ったり、体験したりするに はちょうどいい。ま、ぼったくられるお店もありますが、そこはス リランカの達人村上さんが付いているから大丈夫。過去に何度も失 敗して開拓してきたお店ですから。 寄ったのはバティック(ろうけつ染め)工場とハンドクラフト工場 にスパイスガーデン。 スリランカのバティックをご存じでしょうか。本当に綺麗です。 用途としては壁掛けにしたりすることが多いんですが、完全に手作 業で、もう芸術品の域ですね。それだけに、良い物は高いです。 「エッ!。ここ、スリランカなのにぃ!。」と言うくらいの価格。 もちろん日本で作ったら、もっと遙かに高いんでしょうけど。 壁掛けの他に、サリーにしたり、シャツにしたり、いろんな製品が あります。 リンアンがイギリススタイルでなく、バチバチのスリランカンなお 店だったら、買って帰って、お店に飾ったり、販売したりしたので すが(^_^;。 ハンドクラフト工場も良い物が有りますねぇ。なにしろ人件費は安 い国ですから、観光価格としても日本より相当安いです。象さんを よっぽど買って帰りたかったのですが....。 スリランカンなお店を始めようかなぁ(^_^;;;;。 同行のお嬢さんが、ハンドクラフト工場でおもしろい物を見つけま した。木製の(木彫りの工場ですから、当たり前ですが)ティーボ イラーの置物です。 ティーボイラーというのは、ロシアのサモアールのような湯沸器で 中に炭を入れて、ティールームでお湯を沸かす道具なんです。 「いいぃぃぃ。いいよう。これ。」皆そう思っていたんじゃないで しょうか。もう少し儲かっていたら、買ってしまうところでした。 彼女は「もう少し、小さいのが出来ない?。」って交渉して、出来 上がったら送ってもらうことに。 「出来上がってきたら、写真送ってねぇ〜。」>*井さ〜〜ん。 (また、私信に使ってしまった。)(^_^; m(_ _)m スパイスガーデン、これがまた面白い!。本当に小さな、ちょっと した庭くらいの施設なんですが、ちゃんと、ガイドさんがいて説明 をしてくれます。バニラがあったり、クローブが合ったり、カカオ もシナモンも、展示用に栽培許可を取って大麻も有りました。 ここで面白かったのが、まず、「ビンロウ」。 「ビンロウ」ってご存じでしょうか?。「ビンロウ」という木の実 スパイスやいろんな物を葉っぱにくるんで、ちょっと石灰をつけて 噛むんです。ちょうど、噛みタバコのような感じです。 スリランカでは「エリカナッツ」って呼ばれています。 スリランカはもちろん、タイやミャンマーなど、南アジアの国々で は、良く見られる習慣なんです。噛んでいると口の中が、真っ赤に なってきます。 お茶も嗜好品、ビンロウも嗜好品。お茶の前には嗜好品として何が 用いられていたかというと、このビンロウで、お茶の文化が広まる に連れてビンロウ文化が廃れていく。 と言うのが、お茶の文化のルーツを求めて、インド、ミャンマー 中国などを30年以上駆けずり回っている愛知大学の松下教授の説 なんです。 実は、私も松下先生の調査旅行に連れていってもらって(この話も いつか書きますね。)雲南の山奥をさまよったことが有るんです。 松下先生は、少数民族を訪ねては、「お茶が好きか?ビンロウが好 きか?」って聞きまくっていましたね。 雲南でも噛むところを見せてもらったんですが、さすがに、埃だら けの容器から出てきた訳の判らないビンロウとその他の植物を、石 灰と混ぜて、口にする勇気は無かったです。 それに比べてここは、遙かに清潔!(皆さんは、そうは思っていな かったでしょうが(^_^;)雲南で「やっぱり体験してくればよかっ た。」と、後悔した私としては、「噛ませて!。」の一言!。 感じとしては、その辺りの葉っぱとスパイスを一緒に噛んでいる感 じ。って、その通りなんですけど(^_^;。 これ、けっこう癖になりそう。未だに南アジアの人達が常用するの が判ります。 知ってしまえば、よく目に付くものですね。街のあちこちにビンロ ウ屋さんが有ることに気づきました。 一通り、園内の説明をして回ってくれた後は、スパイス、ハーブと その製品の説明です。面白いですね。「これやせ薬、ズベルトね。」 とか、色々薬効を聞かせてくれます。私は興味がないんですが、女 性たちは...。 ここでは、ハーブオイルのマッサージを無料で体験させてくれるん です。(もちろん、それなりのチップは弾みますが、ちゃんとした ところと思うとメチャ安。) 私は遠慮していたんですが、皆さんは...「それじゃぁ遠慮なく。」 と、まずは、恐る恐る頭のマッサージ。頭が終わる頃には「大丈夫 なんだ。平気平気。」と言う感じで、「体もする。」「はい!」と マッサージ台へ。何気なく目を向けると、ぬ、脱がされてる!上半身 仕切りも何も無いのに(^_^;;;。水着より露出度は低いと思うんです が、女性たちに目を向けるわけにも行かずぅ...。 マッサージも無事???終わって、ショップで買い物。私は、バニラ ビーンズと胡椒を買い込みました。バニラは、日本で売っているの は何?、って言うくらい、太くてしっかりしていました。ほんと。 途中で食事もして、やっとキャンディの町です。 ここキャンディは、イギリスの征服されるまで、300年以上も、 キャンディ王国の都があったところなんです。いわば、スリランカ の京都。私の実感では、スリランカの奈良ですけど(^_^;。 キャンディの中心には、人工のキャンディ湖があります。スリラン カは昔から、灌漑が盛んで紀元前の灌漑施設が、いまだに使われて いるんだそうです。このキャンディ湖もそんな目的で作られたんで しょうね。ただ、ここが作られたのは、19世紀始めだそうです。 湖というと、大きいと思いがちなんですが、国が変われば言葉の意 味も変わります。ここは一周するとちょうどジョギングに良い位。 中国雲南の西双版納の湖は、リンアンの駐車場くらいでしたから、 それよりまだいいですけれど(^_^;。 キャンディの観光の目玉は、なんと言っても仏歯寺ですね。 紀元前にお釈迦様の火葬の際に手に入れた歯を、昔の王様がスリラ ンカへ持ち出したんだそうです。この歯は、2000年続いたシン ハリ王朝の象徴でもあるんですね。都が移る度に一緒に移ってきた んだそうです。 という事はキャンディで爆弾が一番破裂しそうなのが、ここ仏歯寺。 1月にスリランカに厳戒冷がしかれたことをご存じの方も多いと思 います。12月の大統領選挙が行われ、テロで大統領が怪我をした んですね。それで、珍しく徹底的に調べるために外出禁止にしたん です。で、出てきました。爆弾が(@_@;;。目標は仏歯寺(^_^;。 爆弾が出てきちゃいましたから、一応安心なんですが...。 止めました。仏歯寺の見学は。 で、カールトン茶園のオーナーのローハン氏と落ち合って、一緒に ハンターナ茶園へと急ぎます。 おおっ!、見えてきました。ハンターナ。懐かしいマネージャーバ ンガローです。2年前には、ここで泊めてもらったんです。 と言うところで、次号にしましょう(^_^;。 |