|
これは、2000年1月29日から2月5日の、スリランカの茶園の旅の記録です。 |
|
|
2000/2/15〜6/10 にかけて、『 紅茶通信 ☆ Liyn-an TEA TIMES 』に掲載した文章です。 スリランカ茶園ツアー その4 ---------------------------- シーギリアロックというのは、ジャングルに突然現れた巨大な岩な んです。 オーストラリアに、エアーズロックという岩があるでしょ。あれの スリランカ版。そう考えていただければ判りやすい。エアーズロッ クは周りが砂漠ですけど、シーギリアロックは周りがジャングル。 写真がこれ。 ![]() エアーズロックと違って、シーギリアロックの凄いところは、1500 年前に、ここをお城にしてしまった王様がいたことなんですよね。 父親を殺して王位に就いたカシャパ王は、腹違いの弟モッガラーナ の復習を恐れたのか、この巨大な岩の上にお城を建てさせたんです。 単に岩の上にお城が建っていたのかと思っていたら、岩のお城は、 いわば天守閣で、その周りに数々の設備があって、大庭園になって いるんですよ。 一番外側はお堀があって、ワニが飼われていたとか。ワニの居る外 堀、直角に切り立った岩山の上の天守閣。難攻不落っていうのは、 こう言うお城なんでしょうね。ちなみに、悪いことをした家来は、 ワニのお堀にドボン(^_^;、だそうです。 庭園には、王様の浴場があったり、そして天守閣の貯水池から水を ひいて、噴水まで有ったとか。
シーギリアが世界的に有名になったのは、1875年一人のイギリス人
が見つけたフラスコ画(シーギリアレディ)によります。岩の上に何層もの漆喰を塗り固めた上に、天然の顔料で描かれた女 性たちは、雨風に曝されながら1500年経った今でも私達を引きつけ ます。
ここに登るまででも大変なんです。なんせ、王様が住んでいたのは 高さ200mの切り立った岩の上なんですから。 ここから、ミラーウォールと呼ばれる岩に貼りつけて作られた回廊 を先へ進みます。この壁は蜂蜜と卵の白身と石灰を混ぜて塗られた 壁で、鏡のように磨き上げられ、岩に絵がかれたシギリアレディが 映っていたとか。そんな中を王様がご帰還になったんでしょうね。
それにしても、どうやってこの回廊を造ったんでしょうか。
そうそう、この回廊の壁には昔の落書きがあるんですね。それが大 叙情詩になっているらしくて、古代スリランカの歴史を探る上で、 非常に貴重な資料になっているんだそうです。 不思議な物はそれだけではありません。敵が来たときに、落とすた めの岩があるんです。20〜30m位の大きな岩なんです。それが落と しやすいように、斜めにした小さな岩で支えられているんです。 それを押して落とすために住んでいた兵士の宿舎跡もあるんです。 でも、どうやってその支える岩を下に入れたんでしょうか?。 その落とす岩は、巨大な切り立ったシーギリアロックの上に有るん ですよ。 シーギリヤロックの中段には、スフィンクスのような像があって、 その足の間の階段を上っていきます。今は足だけですが、昔は頭ま で有って、ライオンの口に飲み込まれるように登っていたんだそう です。その先は急な階段で岩の上に出るんですが、いまにも落ちそ う(^_^;。
上に登ると、その雄大さがよく判ります。ホントに広大なジャング ルの平原にぽつんと置かれた巨大な岩なんですから。 シーギリアの事は昨年11月にTBSの番組「世界遺産」で紹介され ましたから、ご存じの方も多いでしょうね。こちらにその時の画像 がありますから参考に見てくださいね。 http://www.tbs.co.jp/heritage/176_o.html そうそう、今度の日曜日の放送は、は、スリランカ南西の岬のゴー ル要塞です。ポルトガルが始めに築き、オランダが半島全体を要塞 に仕立てあげ、今でもオランダが色濃く残る街です。是非、ご覧く ださい。 さて、この辺で次号に回さないと....(^_^;。 |