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アッサム・ダージリンの茶園の旅の記録です。 |
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2000/6/30から 『 紅茶通信 ☆ Liyn-an TEA TIMES 』に掲載している文章です。 インド茶園紀行その15 マリーボン茶園に別れを告げ、車はダージリンの町を抜け、ラング リーラングリオット茶園へと戻ります。 ダージリンの町で見ものは、なんと言ってもダージリン鉄道ですね。 ミニSLが小さな客車を引っ張って麓からこの尾根にある街、ダー ジリンまで走ってくるのです。一度は乗ってみたい鉄道、それがダー ジリン鉄道。日本からも鉄道マニアが多く訪れるのだそうです。 ダージリンはヒマラヤの麓の街、さすが、登山学校まで有るんです ね。博物館も併設しているようなので、是非一度、訪れてみたいの ですが、今回はパス。 「メールをチェックしたいから、インターネットカフェが有ったら 止まって欲しい。」と言っておいたのですが、何故か車はどんどん 進む。(~_~;) 天気が悪く成りそうだったので、早く帰りたかったんでしょうね。 「さっきの所に有ったから、ちょっと戻ってよ。」とUターン。街 の中で降ろしてもらってインターネットカフェへ。 最近は便利になりましたねぇ。どこのパソコンでも、グローバルI MEをインストールさえすれば、ブラウザ上なら、日本語を始め、 各国語が使えるんですよね。 「日本語のグローバルIME入ってるかな」と思ったのですが、は やり入っていません。リンアンのホームページにアクセスしてみた のですが、「このページを正しく表示するには、日本語のシステム を入れる必要があります。入れますか?」って注意が出ました。「な らば入れちゃえ!」と、ダウンロードし始めたのですが「残り時間31 分」の表示に「こりゃダメだ。(~_~;)」と、諦めました。(^_^;) メールチェックのついでに、「ダージリンから"店主の時々刻々"を 発行しちゃえ!」と、思っていたのですが、ダメでしたね。 ま、ダージリン発行の時々刻々は、次回のお楽しみとしましょう。 ダージリンの街は、モンゴロイドのネパール系の人達が多いようで、 私達日本人とよく似た顔をしています。街の感じも、インドという より、「中国・雲南省の町」、といった方がいいかもしれません。 「雲南の町」よりは、英語の看板が多いですが。 通訳のアルナック君も「私、ここが同じ西ベンガル州だとは、信じ られないですよ!。外国に来たような感じ」って、言っていましたね。 ドライバーが「他には行きたいところは有りますか?」と聞いてく れたので、「ダージリンクラブは近いの?」「近ければ是非行って みたいのですが。」と言うと、「すぐ上だよ。じゃ、行こうか。」 と、行ってみることにしました。 ダージリンクラブというのは、ダージリンの茶園オーナーや、マネー ジャーに限定されたクラブで、オーナーどうしの情報交換や、会合 に使われるホテルなんです。 今は予約すれば誰でも宿泊できますが、昔は茶園関係者か、特別な ゲストしか宿泊が出来ないホテルでした。現在でも、ダージリンの 町では、一番格式を持ったホテルです。 マネージャーに中を案内していただいたのですが、やはり、ラング リーリゾートの方が、数段いいですね。確かに格式は有るのですが 古く、手入れも行き届いていないようです。 もしよければ、皆さまをお連れするツアーでも企画しようと思った のですが。(^_^;) ただ、ホテルの内容は別にして、ダージリンの町の魅力があります から、一度は泊まってみたいものです。 ダージリンの町を離れ、車は一路、ラングリーラングリオット茶園 へ向かって走り始めました。暗くなりかけた標高2000mの、まるで林 道のような道を走ります。 とうとう雨が降り始めました。車の窓ガラスは、結露で曇って、ま ともに前が見えません。ドライバーはしきりにタオルで拭きながら 運転しています。「エアコンをかけると曇りが取れるよ。」と、言っ てあげたのですが、理解できないらしく、エアコンを入れてみたも のの、曇りが取れるまで待てずに、やはりタオルで拭いてました。 そんな事をしている間に、今度はワイパーが壊れてしまった。(^_^;) ブレードが外れている。わきに止まって雨の中を、ドライバー氏は 飛び出していって傘もささずに直し始めた。「おいおいおい。」と、 ロンドンで買った傘を持って私も飛び出し、傘をさしかける。 ニヤっと、目で御礼を言いながらも、必死に直すドライバー氏。 なんとか直ったようだ。 エアコンで曇りを取ることは諦めたようで、窓ガラスをタオルで拭 きながら、暗くなってきた林道をひた走る。 が、またもや、ワイパーが。(^_^;) ドライバー氏が直し始めるが、今度はなかなか直らない。「ちょっ と貸してごらん。」と私が見てみることにした。私は、今は紅茶を 扱っていますが、元々は機械エンジニア。こういうことは得意なの です。「フムフム。こういう構造なのか。ではこうやって差し込ん で。」カシャ。「もう大丈夫だよ。」というと、ホットとした表情 で微笑んでくれました。 と言うことで、無事にラングリーリゾートへ到着。 部屋で着がえ、リビングでスターTVを見ながら、しばし、談笑。 通訳のアルナック君「私も紅茶、お土産に貰えるかなぁ。」 「友達から、ダージリンに行くのなら、本場の紅茶を買ってきてっ て、って頼まれているんだ。」「本当なら、私は通訳で、お客様は、 あなた達お2人だから、私は貰えないと思う。あのマネージャーは、 その辺りは、ちゃんとわきまえている厳しい人だと思うから、きっ と、私は貰えない。」「でも、貰えるかなぁ。」(^_^;) そんな事を言っている間に食事が準備でき、美味しく優雅な食事の 後、マネージャーのバクシー氏がやって来ました。 手には、3つの包みを持って。(^_^) 「あなた達に悪い連絡が入った。」「この雨で、来るときに使った 道が崩れて、通れなくなったようだ。ダージリン経由で帰らなけれ ばいけない。」「4時間くらいはかかるだろう。朝6時には出発し なければならないが、それでもいいか。」 私は答えました。「問題は全く有りません。」「2時間も余計にド ライブできるなんて、ハッピーじゃないですか。」(^_^) バクシー氏は、これからマネージャーバンガローへ戻り、食事後に 工場の状態を見回ってから寝るのです。当然、朝見送りには来れな いということで、親切にしていただいた御礼を言って、固い握手を 交わして別れました。 |