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アッサム・ダージリンの茶園の旅の記録です。 |
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2000/6/30から 『 紅茶通信 ☆ Liyn-an TEA TIMES 』に掲載している文章です。 インド茶園紀行その14 翌日はマリーボン茶園を訪れました。ラングリーラングリオット茶 園では、私のために車まで準備してくれて。 けっこう遠いですねぇ。(^_^;) この辺りの道は、本当に山道です。くねくねと曲がった林道のよう な道を車は1時間くらい走ったでしょうか。ダージリンの町をかす めて、車はマリーボン茶園へ到着しました。 この茶園は、ラングリーラングリオット茶園を所有する同じ会社が 所有している茶園です。ですから、当然のごとくこの茶園も、 ISO9002を取得していました。 あいにく、マネージャーは外出中で、アシスタントマネージャーが 応対してくれました。まだ若いのですが考え方も非常にしっかりし ているマネージャーです。さすがは大手の紅茶会社に採用された社 員ですね。 マネージャーバンガローに招き入れられ、テラスで最初に出てきた のは「紅茶」. . ...。でなくて、「ビール」(^_^;) アッサムのジャイプール茶園で最初に出てきたのはコーラだったし。 紅茶の消費量の非常に多いインドでは、紅茶は当たり前過ぎて、お もてなしには他の物を使う習慣があるのかもしれません。 そう言えば、愛知県西部では、お抹茶を日常的に飲む習慣がありま す。農作業の合間に飲むお茶も抹茶なのだそうです。そこでは、お 客様がいらっしゃると「抹茶ではぁ. . ..。」と、喫茶店に珈琲を 飲みに出掛けたりすることも有るとか。(^_^;) 普通なら、お抹茶は、ちょっと格式ばったおもてなしに使われるこ とが多いのですが、それを当たり前のようにしているところでは、 日常的でない物の方がおもてなしなんですね。 出てきたビールは「キングフィッシャー」 清流に住む鳥「カワセミ」の名前を冠したこのビール会社は、イン ドでも大手でビール会社なんですよ。けっこう美味しいビールでし た。 マリーボン茶園のマネージャーバンガローの庭は非常に手入れの行 き届いたイングリッシュガーデンになっています。ちょっと庭に出 てしばし散策。いいですねぇ。天気さえよければ、ここでお茶した いものです。でも、ダージリンは霧の非常に多いところ。その霧が 美味しいお茶をはぐくむのですからしかたがないですね。 ちょっと小雨が降ってきましたのでバンガローに戻ってビールの続 き。(^_^;) お茶の話ももちろんですが、家族の話など、話題はあっちこっちに 飛びます。「アッサムではアルナチャールブラディッシュ州へ行き たかった。」という話から、防衛問題に飛び、「日本の自衛隊は」 なんて話まで。 今だったら、きっとアフガン問題が話題の中心でしょう。(^_^;) ビールも無くなって、ここでもスズキジムニーに乗って茶園を案内 していただきました。ラングリーラングリオット茶園も急な斜面が 多かったのですが、ここマリーボン茶園は、もっと遙かに急な斜面 に茶畑が広がっています。「こんな斜面で、本当に茶摘みが出来る のぉ?」と言いたくなるような斜面です。私なら立っているのもお ぼつかないところまであります。 茶園の中を通り抜けて連れて行ったところは、茶園の経営する学校。 の横の広場。(^_^;) 「ここは、ダージリンを訪れた人が、良く写真を撮るところなんだ よ。」と言う言葉に、車を降りてみると、なるほどダージリンの町 が良く見えます。 切り立った山の嶺に貼り付いた町。それがダージリンの町でした。 構図は最高なんですがぁ。一日中霧に隠れることの多いダージリン の町。撮影機材が良ければそれでも何とかなったのでしょうが、デ ジカメはズームが効かないし、一眼レフのズームは暗くて、手持ち では難しい。ダージリンの町に陽がさすのを待っていたのですが、 とうとうまともな写真は撮ることが出来ませんでした。 撮影は諦めて、次に連れて行っていただいたのは、「ちょっとお茶 でも飲んでいきませんか。」と、同僚マネージャーの家。 お茶を飲みながら、いろいろ話していたのですが、最後に気になっ ていたことを聞いてみました。「アッサム種はどれくらい作ってい るのですか?」 皆さん、「ダージリンの茶樹は中国種!」そう思い込んでいませんか。 実は、ダージリンの茶園は、非常に標高差があるのです。低いとこ ろは標高300m位、高いところは標高2800m近くまであるのです。 当然、同じ種類の茶樹は育ちません。高いところは中国種なんです が、低いところはアッサム種が植えられるのです。 そこで先の質問になったんですね。 「アッサム種は35%。残りは中国種だよ。」 つまり、約1/3が アッサム種だったんですね。これは、当然ですが、茶園によって変 わります。 因みに、このマリーボン茶園は、標高1200mから、1970mの位置にあ ります。凄い茶園は、上と下で、標高差が1800mくらい有るんです。 アッサム種の割合は、もう少し少ないかと思っていたのですが、意 外に多かったですね。アッサム種は、インド国内向けの紅茶を作る 場合が多いようでした。 同僚マネージャーの家を出て次に行ったのがマリーボン茶園の製茶 工場。時間的な関係か、ほとんど工場は動いていなかったのですが、 製茶の工程に従って見せていただきました。 そして、ここでも完全クローズドの萎凋槽を採用していました。 |